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風邪を引きました。腹痛と(これはすこしよくなってきましたが)軽い頭痛と喉の痛みと倦怠感。
午前中に研究室で打ち合わせ資料作成。あと留学生にまた会いましたが手続きとか友達に手伝ってもらってできると思うって言ってたので任せた。申し訳ないが僕もいろいろスケジュルに無理がある。計画性のなさに関する批判は甘受する。僕はこういう人間であって生きているだけで迷惑をかける。それでも得意なこともあるはずだと信じるかどうかは個人の自由であり個人的には分が悪い。
話が急にねじれた。ネガティヴ。
打ち合わせ資料もけっこう手間取ってしまって、途中で風邪がひどくて眠ってしまったせいもあるし、グラフとか整理しようとすると案外と面倒で、あと一度つくってから先輩に見せたらもっと短くしようぜって言われたからアドバイスしてもらいながら短くした。一枚でも案外いけるものだなと思った。ただそんなに切り詰めなくてもなーとは思う(準ボスの方針らしいけど)。いや枚数のぶんだけだらだら続くのはいただけないと思うけど、密度が高いのは(僕は)好きじゃないこともあるからなー。それでも綺麗に見せるのが腕か。ううむ。
夜はセミナ準備をしていましたがやっぱりやる気が途中で倒れてしまって進みません。すこしだけスライドを埋めたけど、なんだかとても恥ずかしいことをしているような気がしてくるのです。内容のないものを水増しして誤魔化しているような後ろめたさ。それでもやらなければならないの?ほんとうに?
「たぶん大丈夫、なんとかなるって」と言われるたびにああ僕は死ぬしかないのだなと思います。
大丈夫だなんて思えなかったものの墓標。
あのとき僕がしなければならなかったこと、僕ができなかったこと、そういうことをふと思い出しました。僕はとても恥ずべきことをした。あるいは正しいことをしなかった。僕はあまりにも醜いではないか。あまりにも。
そうだ、これは救いビリティの問題ではない、僕の救われビリティの問題だ。たとえ誰が僕に救いを用意できたとしても、僕はその蜘蛛の糸に登ることは出来ない。僕は僕に嘘をついていることを知っていなければその糸を手繰ることなどできない。そしてそれを知っている限り糸は無限に細く儚く虚空へ喪われてしまうだろう。ああ、どうすれば!僕はすべてを忘れるほか無いのか!それともすべてを知らぬふりをするほか無いのか!僕は僕であることを僕が知っている限り僕は僕が救われることを赦せない!ああ!
明日はたぶん午前中は研究室で作業、午後は大学でナンタラ講習、そのあと研究室に戻って打ち合わせ。だけど僕はもう自分の発表が終わり次第居室に戻って作業しようかな。ちょっといま漫然と他人の発表を聴いていられるような精神状態じゃない。なにか建設的なことをしなきゃ。だから眠っている場合じゃないし謎の講習会に出ている場合でもないし、ああ、急がなきゃ急がなきゃ考えなきゃ。あああ。
そういえば週末にまたδと会うとか。不思議。生きていれば。