0723
昼前に起きてワクチン接種一回目を受けた。現時点で12時間経過している。特に大きな副反応はなくて、接種部位を触るとすこし痛む。あと腹痛を伴わない下痢があるが、これは関連あるのかよくわからない(何もなくても下痢しがちなので。腹痛を伴わないのは稀だが)。モデルナ社製。
夕方まではボンヤリ過ごして、夜はオリンピック開会式を観た。小林賢太郎は解任されているが式自体はそのまま行うとのことで、小林賢太郎らしさが随所にあった。統括ポジションだからこんなに関わってるとは予想してなかった。どうせ無観客ならテレビカメラありきでやってもいいでしょ的な感じがあって、まあこの大会らしいかなと思った。もうすこし盛り上がりがほしかった気もするけど、それもやっぱりこの大会らしいのだろうと思う。
そういえば、メタ的演出がわりと多かったなという印象はある。もしかすると、(アニメとマンガではなく)想像力あるいは反実仮想の国ジャパンというものをアピールしていくことは可能なのかもしれないなとすこし思った。いや、こういうのは国が貧しくなったとき真っ先に消えていく領域のような気もするけど。
ただ、結局、小林賢太郎的なものと、国際的にフォーマルなメインカルチャーとして認められうるもの、言ってしまえばジャズと歌舞伎なんだけど、それらをつなぐ努力は成功していなかったなと思う。それは、メインカルチャーを育ててこなかった日本人のせいでもあるだろう。まあ、メインカルチャーって何やねんとは思うけど。そういうのって結局は西洋中心主義の親戚、すくなくとも遺産くらいではあるんじゃないの?しかし、形式は形式としてそれなりの必然性があるのであって、POTSUNENのライブに国際社会をご招待できるわけではない。でもそれも国際社会の西洋中心主義の問題じゃない?まあ、問題を指摘すれば消滅するわけでもない。
正直に言うとギリギリというか、限界にばかり目がいく式に見えるところはあったけど、このご時世に式をやる方がどうかしてるとも思うし、その点について僕が何も知らずに文句を言うのは違うよなとも思う。だから、まあせめてつまらなくはなかったことを喜んでおきたい。でも、ピクトグラムのパントマイムは、面白かったけど、さすがに長くてダレる部分あったな。もっとテンポよくできればよかった。あとどうしても映像が安っぽくなってしまってて(あるいは不協和音的で)、まあでもやっぱりそれがこの国の限界なのかもしれない。
明日はとくに用事がないはず。コード書くか。