0722
四連休。暑いので夕方まではボンヤリして、夕方にすこし出かけた。それ以外は特になにも。そういえばこのblogのナビゲイションリンクに不具合あったので直した。テストもあったんだけど、プレゼンテイション側で起きていたので見つからなかったらしい。テンプレートのテストもいるのか。
小林賢太郎氏の解任について。一応ファンなので贔屓目はあると思うけれども、これは、これはだめなのか?という感じ。そもそものコントが直接ホロコーストを題材にしたのではなくそういう軽率さのパロディであること、20年以上前のことであり、氏の近年の作品から「人権意識の欠如」めいたものは感じられないこと、などが挙げられて、前者について、仮にどんな文脈であれその語を口にすることが許されないみたいなのであればそれは支持しがたい(こわすぎる世界じゃん)し、もしそうだとしても後者が認められる限りは「誰も燃やさなければ問題なかったが、燃えてしまったなら謝罪しよう」で通るのではないかと思う。
パロディの一部としてそれを選択したことには明らかな過激さ、不謹慎趣味があるし、だからこそ氏の謝罪コメントはそこに触れているのだと思うけれど、じゃあその後の20年で何の反省もないかといえば、(具体的な謝罪こそないものの)はっきりと氏の作風はそういった不謹慎趣味からは距離をとるようになっているし、それを公言してもいるはずで、それがこのスピード感での解任というのは(小山田氏の諸々と比較しても)違和感が強い。小山田氏のときは、20年経ったから何なのか、20年何もしてこなかったじゃないか、とか、わりと最近でもそういう露悪的傾向は変わっていないようだとか、そういった理由付けがあって、それについて同意できる部分も大いにあるけれど、小林氏はこれをクリアしてると僕は思う。それでもこの電撃解任が生じるってのは、じゃあ何なんだ?小山田氏の時には誰も語らなかった「真の」道徳規範があるのか?そんなもん、そんなもん認めてたまるか。
あと、解任しておいて「当人が直接独りで担当した案件はないのでこのままでいきます」みたいなのは、それはちぐはぐでは?とも思う。じゃあ解任って何だったの?とかさ。解任する以上は「問題がある」という判断のはずなのに、問題があるディレクターが統括した演出はそのままというのは、問題とは何だったのか?という疑問につながると思うんだけど……。
というようなことを思うが、まあいまさらオリンピックに期待するものもなく、強いていうなら開会式が格好よければいいなと思っていたが、このgdgdさではもうどうしようもなかろう。悲しいことだ。
明日はワクチン一回目行きます。副反応が地味にこわいね。