diary

0331

あいかわらず咳が出る。熱っぽい感じは特にないのであまり気にしていないが。でもすこしだけ気怠いな。

仕事はサードパーティライブラリのバージョン上げなどをやっていた。SwiftyUserDefaultsがv5になっていたんだけど、上げようとしたら既存実装が邪魔をして難しそうだったので諦めた。まあ古いバージョンとはいえ特に脆弱性があるわけでもないし、Swift 5でコンパイルが通る限りはPodsで使えばいいのだ。
あとAlamofireも5系になって結構変わったなと思った。時間に余裕があればそれに応じてこちらも実装を工夫するとかやってもよかったのかもしれないけど、あんまり気乗りがしないのでわりと素朴な対応をした。

夜は趣味コードを書いた。画像ダウンロード機構のキャンセルは、うまく動作していなかったのが単なる勘違いに起因するものだったことがわかったのでいいことになった。具体的には、キャンセル可能なGuaranteeを作ろうとしていたんだけど、Guaranteeは当然キャンセルされても適当にrecoverして何か返してくるので、呼び出し元にdoneが書いてあったらその先にも進んでしまうんですよね。こういうの、うまく共通化できないかな。こういう場面が多発したら考えよう(でもキャンセルが必要になる場面ってたぶん多くはない)。
あとアクティビティインジケータについても試作した。iPadOS13からは一つのアプリが複数のシーン?に出てくることが可能になった(ほんと?)ので、Windowが一つしかない前提ではコードが書けない。それを踏まえていろいろがんばったらおおむねいい感じに動くものができたので満足している。ただこれはライフサイクルに影響を与えるよな。具体的にはviewDidLoadでWebAPI呼び出しが書けない(そもそも書くべきではないという話はありそう)。


明日は何だっけ。既知の不具合とか直していくのと、今日読めなかったLISPを読む、と思う。


0401

近年のコマーシャル・エイプリルフールにはわりと辟易していた部分もあったので、今年はみんな炎上を怖れたのかたいしたことをしなかったようなのをむしろ良かったと思っている。


仕事はなんだっけ。LISPを読んでいたな。LISPは文法がプリミティヴなので雰囲気で読めるだろうと思っていたところがあるのだが、ちょっと潜るとすぐ計算機科学〜!!という感じの領域に突き当たるのでしんどい。あと記法(括弧だけでなくて)の毛色が違いすぎて辛い。C系言語の末裔に慣れすぎた結果でしかないのだろうけども。
とはいえ別に実装を理解するのが現時点の目的ではないので、そこらへんはそんなに深掘りしないで先に進むべきではある。明日はそうしよう。

夜は引っ越し先を探した。こんなご時世だけど、可能なら週末に内見に行かせてもらおうと思う。


0402

今日はあんまり仕事のテンションが上がらない日だった。そういうこともある。なんとなく僕の中では今日が週の終わりなんだけど、実際にはそうではないので不整合が生じる。まあ今日テンションが上がらなかったのは別の理由だけども。

東京の学校はわりと休校の延長を決めているらしい。将来のインタビューで「2020年頃に、なんか病気が流行ってずっと家にいた時期があるんですよね」と言うアーティストが出るんだろうな、と思う。僕からするとうらやましい話なんだけど、子供が学校に行ってる前提で生活している人間は大変だろうなとも思う。

夜はリモート飲み会というものをやった。まあ、飲み会と言いながら各人が好き勝手なことをできるのはおもしろい体験だなと思う。ただ、逆に「テーブルのこっち側とあっち側で全然違う話をしている」みたいなことはできないのだな、と思った。


明日も仕事。待ちだと思ってた仕様が実はFIXしていたらしいので、実装を頑張らないとだめだなあ。


0403

二日酔い状態で耳鼻科に行った。また少し薬が増えた。

仕事はなんだっけ。ああ、画像に色を乗算で塗るために色々苦闘していたのだった。最初はCore Imageでやろうと思ったのだが、どうもうまく動かないし、別にリアルタイムに処理する必要もないので素直にCore Graphicsでやった。ただ、CGContextの乗算モードはアルファチャネルを上書きしてしまう気配がある?のでそこだけちょっと苦労した(アルファチャネルだけもう一度書き戻す操作が必要になった)。
乗算モードで色を乗せる手法、デザイナーが許してくれたらけっこう汎用的に使える手法かもしれないと思う。画像リソースの削減にもなるだろう。こういう用途に乗算が最適なのかはよく知らないが(というかブレンディングモードのことをあんまりわかっていない)。
あと関係ないけど「乗算」を僕はずっと「じょうさん」と読んでいたが、辞書を引くと本当は「じょうざん」であるらしい。というか加減乗除は「加算」以外はすべて「算」が「ざん」らしい。知らなかった。

望月教授によるABC予想の証明(およびIUT理論)がとうとう査読を完了したそうです。明るいニュースだ。せっかくなので一般向けの本を一冊買って読んでみた。整数論において足し算と掛け算はどうにもスッキリした関係がなくて(たとえば整数の掛け算的側面の性質である素数性は足し算的側面と合わせて論じることが上手くできない、ゴールドバッハ予想もそうだし、双子素数の無限性もそう)、しかし普通に数学をやっている限りそれは(たぶん環という)構造に縛られていて引き離すことができないから、一旦「この」数学を「出る」ことを考えて、数学と数学(これが宇宙のことなんですが)の間で保たれる性質と保たれない性質、その度合いについて考察し、複数の数学に跨がって考えることで仮想的に足し算と掛け算を分離することができるようになった、という話のようだ。この数学同士の連携をとるためには、具体的な対象を送るのは難しいので、対称性の情報だけを送ってそこから具体的な対象を復元するというトリックを使うらしい。このときアーベル群のようなシンプルな対称性ではあまり高い精度で復元することができないので、遠アーベル的な(複雑で情報量の多い)対称性を用いるのだという。
一般向けの本なので基本的にたとえ話ベースで話が進んでいて、フワッとしたことはわかるのだがフワッとしたことしかわからない(まあそれ以上を素人が理解するのも不可能なのだろうが)。異なる数学とは具体的にどういうイメージなのか、などはわからなかった。それこそSF的な並行宇宙みたいなイメージしかできない。しかし偉いなあと思った。いつかこれも(さまざまな理論がそうであったように)より平易に見通しよく整理されて読めるようになるのだろうか。


明日は新居候補の内見に行きます。まあ、希望していた部屋はだいたい埋まってしまっているらしいのだけど、とりあえずネットで見られる数字や写真と実際の感覚との較正をする意味も含めて見るだけ見ようと思う。


0404

昼から不動産会社に行って何件か内見をさせてもらう。最初に行ったところでいろいろと物件選びについて相談に乗ってもらって、おそらく方針を大きく転換する必要がありそうだということになった。やはりこういったことは事情通に相談する意義が大きいものなのだろう。
それを受けてあらためて物件を探してもらって、いくつか良さそうなものを教えてもらったので、明日も内見に行く予定。思ったより早く事が運ぶなあ。


それ以外は特になにもしていない。少し疲れているので夜ちょっと眠った。咳が少し続いているのが気懸かり。


0405

お昼からまた新居候補の内見。二択だったのだけど、一方が築年数のわりにだいぶ綺麗だったのと、周辺環境が充実していた(駅からの距離とか、スーパーやコンビニの距離とか)ので、両方見たけどそっちでいいやということになった。ただし多少狭いのでリビングダイニングの家具の配置に苦慮している。55型の4K対応有機ELテレビがほしい。そして焚き火の映像を見ながらソファでのんびりしたい。
ともあれ比較的スムーズに物件探しを終えることができて満足している(こういうのは妥協の末に迷いに迷って決めるものだと思っていたが、思ったより気に入るものがすぐに見つかった)。あとは退去に伴ういろいろを進めなくては……。僕はこういう段取りがかなり悪いので、どこかで休暇をとって作業を進めるなどを考えたほうがいいかもしれない。

あとは特になにもしていない。そういえば今のご時世に読むといいよと「失敗の本質」を薦められていたのを読み終えた。軍事に関する用語はあまりよくわからないし地理もわからないのでイメージはあまりできないのだけど、要するにグランドデザインが存在しないか共有されていない、情報伝達も信頼関係もきちんとできていない組織は有事の際に何をやってもダメ、ということがわかった。そういう大戦略がまともでない状況では個人が超がんばってハイパフォーマンスを出したりするが、それはスケールしないし、そういうパフォーマンスの出しかたを模範としてしまうと状況が急変したときに全部終わるっぽい。戦後日本はわりと安定した状況において上記のような感じで成果を出していたが、著者たちが警告するように、情報技術の急速な発達によって完全にひっくり返されていると理解できるのだろう。諸外国(特にこの本での対比関係においてはアメリカ)がどうなのかは知らないが、今の日本も別に何も変わっていないなあと思った。太平洋戦争中の戦闘を通じて日本軍は大して何も学ばなかったということが批判されているが、太平洋戦争自体からも日本人は大して何も学ばなかったのかもしれない。まあそんな簡単に学べることなら苦労はないという話はある。


明日はまた仕事。新居関係は以後は郵送とテレビ会議で済ませられるようなので、これからしばらくはより一層引きこもっていくつもり。


0406

月曜日なので仕事。画像を動的にダウンロードして表示する機構を作る。これでこのアプリには画像ダウンロード機構が(少なくとも)3種類あることになるが、すでにある2つがいずれも完全な失敗作なのと、どっちみち今回の用途(事前にキャッシュしておいて同期的に読み出す)には使えなかったのとで、やむなくこうした。余裕があれば他のものも順次置き換えていきたいけど、余裕なんてものは作らない限りない。
あとは別プロジェクトのレビューもした。ライブラリをバージョンアップするだけなんだけど、典型的なDependency Hellが発生していて厄介だった。妥協。


夜はなにもしていない。あいかわらず咳が出るし、心配なのであまり外に出る気になれない。流行病ですこしナーバスになっているのだろうと思う。冷静でいたいのだが、いつまでそうしていられるか。またそうすることは良いことなのか。


0407

仕事は画像のダウンロード機構など。起動直後にノータイムで表示できるようにディスクキャッシュを活用したかったのだけど、AlamofireImageが使っているURLCacheはiOS13シミュレイタだと正常にディスクキャッシュを保存してくれない気配がある。マジかよと思ってNukeを使った。こちらは独自実装なので特にそういう問題はなかった。あとやっぱりNukeのほうが動作が速いっぽい。この速度だと回線状態によってはメモリキャッシュだけでも起動直後に表示できるケースがある気がする。

夜は趣味コードを書いた。今日はわりと作業的にエンティティを定義していた。描画については明日以降の課題。


大きな津波が来ると、「ここまで津波が来ました」という石碑が建ったりするのだけど、半世紀もすると結局忘れ去られて住宅地ができてしまったりする。たぶん現行憲法も「ここまで人権が制限されました」という石碑なのだが、忘れ去られている可能性もある。

基本的には公共心あふれる善良な市民だと思っているのだけど、別にその善って所与のものではないですよね、むしろ全く対立する立場から出発することもできますよね、ということは念頭に置きながら生きている。


明日も仕事。諸事情あって今日から少し環境が変わっている。ディスプレイが広いというのはやはり生産性だ。