0405
お昼からまた新居候補の内見。二択だったのだけど、一方が築年数のわりにだいぶ綺麗だったのと、周辺環境が充実していた(駅からの距離とか、スーパーやコンビニの距離とか)ので、両方見たけどそっちでいいやということになった。ただし多少狭いのでリビングダイニングの家具の配置に苦慮している。55型の4K対応有機ELテレビがほしい。そして焚き火の映像を見ながらソファでのんびりしたい。
ともあれ比較的スムーズに物件探しを終えることができて満足している(こういうのは妥協の末に迷いに迷って決めるものだと思っていたが、思ったより気に入るものがすぐに見つかった)。あとは退去に伴ういろいろを進めなくては……。僕はこういう段取りがかなり悪いので、どこかで休暇をとって作業を進めるなどを考えたほうがいいかもしれない。
あとは特になにもしていない。そういえば今のご時世に読むといいよと「失敗の本質」を薦められていたのを読み終えた。軍事に関する用語はあまりよくわからないし地理もわからないのでイメージはあまりできないのだけど、要するにグランドデザインが存在しないか共有されていない、情報伝達も信頼関係もきちんとできていない組織は有事の際に何をやってもダメ、ということがわかった。そういう大戦略がまともでない状況では個人が超がんばってハイパフォーマンスを出したりするが、それはスケールしないし、そういうパフォーマンスの出しかたを模範としてしまうと状況が急変したときに全部終わるっぽい。戦後日本はわりと安定した状況において上記のような感じで成果を出していたが、著者たちが警告するように、情報技術の急速な発達によって完全にひっくり返されていると理解できるのだろう。諸外国(特にこの本での対比関係においてはアメリカ)がどうなのかは知らないが、今の日本も別に何も変わっていないなあと思った。太平洋戦争中の戦闘を通じて日本軍は大して何も学ばなかったということが批判されているが、太平洋戦争自体からも日本人は大して何も学ばなかったのかもしれない。まあそんな簡単に学べることなら苦労はないという話はある。
明日はまた仕事。新居関係は以後は郵送とテレビ会議で済ませられるようなので、これからしばらくはより一層引きこもっていくつもり。