0620
今日はわりと読書に時間を使った。『言語とフラクタル』を読んでいる。今のところはわりと穏当な話しか出てきていないが、まだ前半だしな。Zipf則は別に自然言語に特異なものではないというのは知らなかった。
そういえばtwlgの不具合を直した。これもさ、本当はもっと機能追加をしたいんだけど、なかなか時間が取れていない。それにこの先は結局ほぼフロントエンドの話だと思うとあまりテンションは上がらない。ふーむ。
人生は物語ではないけれど、その部分部分には物語的な意味を与えることができる場合があるし、現にその時々で違った物語を乗り替えながら生きているというのが実情ではないかと思う。しかし、それらをすべて貼り合わせたものが一つの物語になっているかはまったく自明なことではなく、そしてたぶんなっていない。数学でいうところの多様体みたいなものかもしれないし、このたとえには意味がないかもしれない。
他人の人生はしばしば一つの物語に見える。でもそれは遠近法でよく見えなくなっているだけだったり、勝手に俯瞰したような見方だったりするだろう。自分の人生全体を特定の物語だと信じている人も時々いるけれども、それは就活で自己分析などをし過ぎたからかもしれない。しかし、人生に一貫した意味が見出せるなんて、それこそフィクションの読み過ぎではないだろうかと思う。
わりあいいい土日だった気がするがもう終わり。明日もなんか忙しかった気がする。