diary

0907

特になにもしていない。考えごとをしたりしたけどだいたいは寝てた。進化心理学の本を読んだ。進化論そのものに対してはまあおおむね妥当だと思うんだけど、「進化論的説明」というやつは往々にして胡散臭くなりがちなきらいがあるのよね。そもそもすべての形質が淘汰によって作られたというのは非自明な前提だと思うし、具体的にどんな淘汰が本質的に効いたと考えられるべきなのかは僕らにはわからないし。もちろん彼らはそんな批判は想定しているから、反証可能性が担保されている事例を持ち出して反論したりもするのだけど、それはどちらかというとレアケースなのではという気もするんだよな。まあ、だとしても彼らの着眼点が興味深いことに変わりはないし、そういう学説的裏付けがなければ広く知られることのない統計資料なんかもあるだろうけれどもね。ただあれだね、進化論に拠ってしまった瞬間にそれは生殖可能性の増大ですべてを説明しようとする力を生むんだよね。あと心理学なので「僕らがどのように意図して行動しているか」ではない「本当の」意図、みたいなのが存在することにされるし。こういうの、僕はわりと警戒心を持つなあ。


明日はねておきたさんとほこらんさんと東京藝大の学園祭に行くつもりです。藝大のお祭りってどんな感じなんだろ。まあ僕は自分の大学の学園祭もほとんど参加したことがないですが……


0908

お昼からほこらんさんとねておきたさんと東京藝大の学園祭に行った。台風が近づいていたせいか、途中で謎の土砂降りに遭ったけど、それはただの通り雨だったようなので、しばらくやり過ごしたら止んだのでよかった。ただ陽射しと大雨が交互にやってきたので蒸し暑くてかなわんと思った。

学園祭そのものは、まあ、普通?僕は自分の大学の学園祭をあまり楽しむことなく卒業したからよくわからないけど、模擬店の類は基本的には似たようなものだなと思った。ただ学生の数が少ないのか規模は小さかった。まああんまり模擬店ばかりあっても仕方ないしなという気持ちはある。

あと校舎のほうでは有志による作品の展示があった。若者のやる芸術というのはこういう感じなのか〜と思った。正直あまりピンとこない(現代の芸術家の作品の多くがそうであるように)。でも彼らは日本で一番芸術がうまい学生たちなんだろう。あるいは日本の芸術家たちが求めているものに一番近い学生なんだろう。僕などよりよほど狭い門を潜ってきたのだと思う。その世界観を僕はうまく想像できない。

それはそれとして、一番「藝大だ!」と感じたのは、トイレに「排水溝が詰まってしまうので絵具を流さないでください」と注意書きがされていたことでしたね。これはね、うん、芸術系の大学なんだなと思った。あと、時間割が張り出されていて、ああこの人たちも普通に第二外国語とかやるんだ、と思ったのもなんだか新鮮だった。

あとはなんか居酒屋でだらだら飲んだりした。「嬉し恥ずかし」的な恋愛について話した。


明日は有給休暇なのでお休みです。そういえばめずらしく台風が関東に直撃するそうですね。まあ、よくあるように夜中のうちに通り過ぎてしまうようですが。