diary

1031

すこしだけおだやかな気持ちが戻りました。
でも僕はいったい何度あんな夜を乗り越えれば大人になれるのでしょう。もう僕は疲れました。


午前中になんとかしようと思っていたけれどもどういうわけか起き上がれなくて(そんな深刻な問題ではないと知っています、そう言ってみたかったから、だからほんとうにそうなったのです)、いつのまにか二度寝をしていて午後になっていました。あんまり遅いのはよくないと思ったのでとりあえず起きて(今度は起きれました)研究所へ。いくつかの研究のアイデアを考えていました。ほんとうはゼミの準備をしようと思っていたのですが、なんだかびくびくしてしまって気もそぞろでした。

そういえば電話対応でちいさな失敗をしてしまって、あううとなりました。あうう。

夜になってから週末の歓迎会の出欠を何人かに訊いて回って、それから四時間くらい気力を溜めて予約を取りました。それは比較的スムーズに進行したのでよかったです。四時間のあいだは先輩とどうでもいい話をしていました。あと起業のアイデアとか。あれ、たしかに面白そうではあります。

僕が対人コミュニケイションに大きな困難を感じているのを、いい経験になるから、とか言ってくる人間がとても傷つけばよいなと思ってしまったりはします。よくないとは思う、なんの罪もないと思う、でも僕はそれで余計に傷つくし、人間を指導する覚悟のない人間が指導者ぶるのも嫌なのだと思います(これはほかにもいろいろなことに思います)。以下につづく呪詛は省略。

明日は先輩と師匠の実験についてゆくことになりました。そういえばゼミは先輩が実験で忙しいので延期です。僕の発表も延びてくれて助かります。そう、みんな忙しいなと思っていたけど来週また研究室打ち合わせなのでした。飲み会なんてやってる場合じゃないじゃん、失敗です。

打ち合わせどうしよう。今回はまあ実験の指導をしてもらっていました、とかをメインに据えて、あとはこの数日もてあそんでいるアイデアを試してみる、くらいかなあ。今回のは単なる思いつきよりは理論的背景があるので、まあしっかりやっているのだな、と思ってもらえるかもしれない(しっかりやってますしね!)。

バイトの給与明細をみました。九月の僕はなかなかがんばったようです。いい子だ、おいで、頭を撫でてあげよう。


はああ。


1101

十一月になりました。月が変わってそうそうに日記が遅れるってのはつらいですね。


午前中から先輩と実験。実験といっても今やっているのはその準備段階なので(とはいえその手順自体も一つの研究たりうるものなのですが)、あんまり楽しくはなかったです。ああでも先輩や師匠と話しながらいろいろ教わるのは楽しかった、かも。それが楽しかった、というのは僕にとってほんとうによかったこと、です。たくさん質問をしたけど、煩わしく思われていないだろうか。うう。
でもさすがに七時間は疲れました。先輩はもっと早くからもっと遅くまでずっと作業していたはずなのでもっと疲れていると思います。ひええ。

夕方からはシミュレイションのアイデアを練っていました。行き当たりばったりに考えるのはそろそろネタが尽きてきたので、(もっと早くからそうすべきだったのですが)きちんとした成果を応用することを考えています。一応ひとつはまとまって、深夜まで掛かってとりあえず準備はできました。あとすこしだけ考えればシミュレイションは走らせられそうです。打ち合わせに間に合うとよいのだけど!
でも、頭の中でこねくり回していたときにはうまくゆきそうに思えていたのだけど、実際に三次元グラフィックにして見てみるといまいち期待薄だったので、ハァとなっています。ハァ。


さて、明日は二限です。ひどい。あんまりだ。二日つづけて夜が遅くて朝が早いなんて許されるわけがない。人道に対する罪だ。

まあそれはおいておいて、それよりも留学生の歓迎会のほうが問題です。幹事とかできる気がしないし、そもそも僕は大勢でお酒を飲む機会があまり好きではないので、他人が楽しむための心配りができるようには思えません。ううむ。しかも日本語通じないんでしょ……あああ。

僕は対人コミュニケイションを強要されるとき、わりと真剣に人類が滅びればその状況を回避できると考えるし、もっと短絡的にたとえば殺してしまえばいいのでは、みたいなことをすこし思ったりはしていて、そういえばそれって普通じゃないっぽいよなー(普通じゃない自分!)とか思いました。なにもそこまでせんでも。


1102

ええと、幹事でした。後述。

二限、それから先輩と昼食ののち、研究室に戻って計算。いまのところいまいちです。まだ条件をきちんと詰めてないせいもあると思いますが。でもなあ、一応ちゃんと考えて作ってるんだからもうちょっといい感じになってほしいなあ。

それから夕方に留学生の歓迎会をやりました。幹事というものはほとんど初めてだったのでたくさんの緊張と不安がありました(たとえば全然盛り上がらなかったらどうしよう(その場合それは僕の幹事としての力量に左右される現象なのだろうか)、とか)が、とりあえずなんとかなったので安堵。
疲れていたけど二次会に強く誘われたのでゆきました。まあ行って楽しかったか。中国からの研究留学生が日本のアニメ事情にとても詳しくて驚きました。中国で日本の情報に興味のある人はみんな情報源が2chとニコニコ動画なのでそんな感じになるそうです。
中国や他の国では、インターネットで流行っているものは現実でもとても流行っているけれど、日本のインターネットは現実と乖離している部分が大きい(たとえば深夜アニメの情報など)、と言っていました。なるほどなあ。

僕は自分に常識というものがないと、これまではあまり思っていなくて、それはなぜかというと、僕のふるまいは局所的にはそれほど変ではない(と僕は評価している)からで、だけども今日思ったところによると、常識の無さというのはそういうところではなくて、未知の状況に対する想像力の不足に現れるのかもしれません。「常識的に判断すればなんとかなる」という状況に対してなんの安心も保証も感じられないのが「常識が無い」ということなのだろう、ということです。その意味ではたぶん僕には常識が無い。かなしいですね。

あとやっぱり僕は対人コミュニケイションが下手です。流れ、みたいなものに乗るのが下手というか、乗りきれないというか、どうしても僕は僕がこわい思いをしたり恥ずかしい思いをするのは嫌だ、という気持ちがあるし、そういう場面をうまく乗り切ることができないし、だからそういう状況の手前の時点でひどくそれを恐れるし、とにかく、下手です。下手だし、あまり好きじゃない。まあ、感想です。

さて、とにかくもうこの件で心配する必要はなにもないので、打ち合わせのための計算を進めなくてはいけません。でもまあ、週末は、ゆっくりしましょう。


ツイキ。
どこにも書かないと記録に残らないので書きます。
Rに引っ越し通知をもらいました。ありがとう。すこしうれしかったです。さめってなんですか。


1103

なんにもしていません。ほんとうになんにもしていません。ずっと布団の中です。


1104

ほとんどなにもしていません。


永井均「ウィトゲンシュタイン入門」読了。
よくわからないところが多かった、というのが感想です。意味盲と相貌盲について(だっけ)の議論とか、ほとんど意味がとれませんでした。ウィトゲンシュタインの独我論のことはなんとなく浸透してきた感じがあるのですが。

たとえばデカルトの「我思うゆえに我在り」に対して「それ我無くても言えるよね」と応じるのがウィトゲンシュタイン的なのかな、と思っています。デカルトのやろうとしたことはデカルト本人には意味のあることだけど、それ以外の誰にも意味をなさないし成功しない(または自明なことしか言っていない)、そういうようなことなのだと思っています。まだきちんと書けないけど、とにかく「示すことしかできない」というようなことの雰囲気は感じつつあります。

言語ゲームのことについては、とりあえずこの本に書いてあることはだいたいわかったかなあ、という程度です。その意味するところとか影響する周辺のことはよくわかっていません。規則を生きる、というようなことはわかりました(それでも信じたいことが僕のなかにあるような気がします、それの正当化の可能性は認知科学のほうにあるのか、それともそれらはまったく別のレイヤですれ違っているのか、それはまだ考えていません)。

僕にはすでにウィトゲンシュタインがいるけれども、ウィトゲンシュタインはそうではなかったのだなあ、と思うと、ほんとうにものすごいことを為したのだ、このひとは、と思います。僕はすこしでも哲学と呼べることをしている/したことがあるのだろうか。

あ、あとこの本、哲学をしたことのないひとに向けて、と書いてあるけどわりと哲学の用語をどんどん使っているのですこししんどかったです。僕の不慣れでもあるけど(というか僕はこの手の文章を読むのがたぶん下手すぎるのだ)。


さて、今夜は夜更かししないつもりです。明日は四限とかあるけど面倒だなーと思っています。それに研究室で買ったタブレットPCの納品日がたしか明日で、それで僕に電話が掛かってくると思うので、いた方がよいのかな、とも。いずれにしても動くのは午後ですが。


1105

青とブラウン。
そんなようなタイトルで日記を書いていたひとが、かつて僕の恋人でした。


昼から研究室へゆくとすでに新しいノートパソコンが届いており(同期が受けとりに行ってくれたようだ、感謝)、開封を待つばかりとなっていた。昼食もそっちのけで開封。セットアップ。windows8です。

で、しばらくさわった感想だけど、半端というか、デスクトップの世界観を完全に排除してほしかったかな、という感じ。あとタッチパネルが筆記にはあまり向いていない印象。適したアプリやスタイラスを見つけられていないからかもしれませんが。Officeもインストールされてなかった(これは不覚、しかしそれならあの値段は高すぎる気はする)のでいまのところただの板です。明後日の打ち合わせでお披露目、とはゆかなさそう。Office2013の発売を待つ必要があります。

シミュレイションはあいかわらずいまいち。ああでもすこしだけ吉兆を感じたので規模を拡大して続行しています。小さなアイデアがあって試したけどそれをやるともっとうまくゆかないと予想されたので(ここにはあまり書きませんが)、とりあえずこの方向でやるしかなさそう。明後日はでもあまり成果は見せられなさそうです。うう。


明日は二限。今夜はすこしだけお酒を飲んで本を読みます。そんな時間はどこから。私は(任意)から。


1106

二限。なんの話だったかあまり覚えていません。iPadでノートを取るのはけっこう余裕がないのかも。

それから研究室へ。風邪気味なのか眠かったのでしばらく寝ていました。夕方から同期の実験に付き合っていました。手伝いつつ話し相手しつつ教えてもらいつつ。電子顕微鏡の使い方はすこし慣れました。

シミュレイションは結局成果がいまいちです。明日はなので「うまくいっていません」と言うほかないでしょう。アイデアは悪くないと思うのでもうすこし粘ってみたい、と言うつもりです。もうすこしがんばってだめなら最初に出したわりとつまらない計算結果のほうを制作して実験する、あたりで学会発表になるのでしょう。つまんないけど、そういう風に呼吸してゆかねばこの立場は続かないのでしょうね。
しかしアイデアは悪くないと思うのになあ……。

そういえば同期がみんな博士課程への進学を確定させたらしく、就活は僕だけかあ、などと。なんか為し崩してしまいそうだなあ。やめたほうがよいと知っているけど。
現状でさえいつ挫折するかわからないわけで。ああ、だけどなあ。


ところで精神的危機です。しかも回避は難しい。どうして僕は九ヶ月もそこから目を背けていられたのか。僕はほんとうに、クズという言葉さえも及ばないほどにだめな人間だ、そのことを、忘れていたけど思い出した。ああ。どうしよう。どうしよう?決まってるだろ?
全部僕が悪かった、それだけがはっきりしています。


今夜は打ち合わせの資料を作ります。明日は昼から動きます。


1107

昼まで寝ていたら(すこし寝過ぎでした)同期からメールがあって、防災訓練があると。それであわててゆきました。ふつうに間に合いました。

訓練自体はつまんないというか、なにかの話をしていたのもまったく聞こえなかったし、ずっと立たされてて疲れました。ヘルメットをかぶった人の集団を見られたのは稀有な体験だと思いました(どうでもよい)。

夕方から研究室打ち合わせ。普通。前回よりは興味を持ってもらえたかなと思いつつ、でも反応は低調かなあ、とか(僕が過小評価しているのかもしれませんが)。
ボスは(研究室の設備での)実現可能性よりも理論的な可能性を期待しているようなので(すこし強調されました)、また古いアイデアに戻って考えた方がいいのだろうか。ふむ。

終わったあとは同期の家でピザを食べたりだらだら話したりしていました。冬になったら鍋をすると楽しいかなと思います。鍋をすると楽しいかなと思える友人関係をもうひとつ持つことができたのは、幸運に分類されるでしょう。
あと上着をもらいました。冬はこれを着ます。もう一着、着たいものもあります。


さて、明日はゼミですが準備がこれからです。まあ僕は二人目なのでそれほど長く話すことにはならないでしょう。教科書は読んでありますし。がんばれ僕。