0515
ひさびさにその日のうちに日記を書きます。
一限に出ました。ドゥルーデのモデルではすべての電子が電気伝導に寄与していると考えているけれども実際にはフェルミエネルギー付近のごくごく一部の電子しか寄与していない、それでもドゥルーデのモデルがそこそこ妥当に振る舞うのはなぜか、という話とか。前回休んでいたけれど、そんなに苦労を感じなくてよかった。
二限のあいだに定期検診にゆきました。身長169.6cm(-1.1cm)、体重51.3kg(-2.4kg)。身長、せっかく170cm越えて喜んでいたのに戻ってしまいました。体重が減ったのは歓迎すべきことですけれども。
三限の科目がもうすぐ中間試験をやるというのでひさびさに出ました。あいかわらず事前配布の資料が簡潔にまとまっており読むだけでだいたいわかる授業。読んでいるうちに寝てしまったので結局出る意味なかったのかもしれません。熟睡しすぎて起きたとき朝かと思いました(武勇伝)。
そのあとはバイト。メモリ・リークの修正。静的解析器の使い方は慣れてきたのだけどもデバッグ技法がぜんぜんで、けっこう手間取っていましたが最終的にはいい感じにまとまったのでよかった。もっとデバッグ・ツールの使い方に慣れなくては。WWDCの講演でも聴こうかな。英語リスニングの訓練にもなるし(言うだけ星人)。
明日は午後から大学でゼミの準備をします。それからAFM(原子間力顕微鏡)の使い方を教えてもらうのと定例セミナ。AFM、原理を聞くとほんとうにバカかと思いますが、それを実現させるだけの技術が存在するのだなあと感服します。でもバカです。馬鹿正直とはこのことです。
最大値ノルムを∞-ノルムとも呼ぶ、というのはとても萌えるよね、という話をしました。一見仲間はずれに思われるものが、じつは同じ系列の(極端な)ケースとみなせる、という瞬間ってとてもいいなって思うのです。ねぇ、抽ー象っ化?
織田信長が初めて黒人を見たとき驚いて洗わせたという話があって、いまの人々はこれを笑い話とするけれども、その種の想像力の欠如はつねに人間の脳裡につきまとっているのだろうなと、めまいを感じます。