0513
ChatGPTと、「ChatGPTの文章ってなんか独特のキモさがあるよね」という会話をした。不毛な推測に終わると思っていたが、ChatGPTから「比喩の借金(metaphor debt)」という概念が提出され、これは少しなるほどと思った。要するに、比喩表現というものは当然喩えているもののイメージを文章に持ち込むので、逆にそのようなイメージを必要としない場面でわざわざ比喩表現を使わないのが人間の文章だが、統計的言語モデルにはそういう感覚がないので、使えそうなら使ってしまって、持ち込まれてきたイメージの解決をしない、ということを指して「比喩の借金を返さない」と表現したものらしい。確かに、ChatGPTはすぐになんでもかんでも「手触り」とか言いたがる(手なんかないのにね!)が、これは手や触覚のイメージを文章に持ち込んでいて、人間はその身体性(雑な言葉!)に関して何らかの解決、始末をしたいと思うし、その見込みがなければそういう比喩を使わないのかもしれない。比喩版の「チェーホフの銃」といってもいい。
まあでも、別にそんなこともないかも。こと「手触り感」に関しては、単にお前は手がないだろ、という違和感が先に立つだけかもしれないし。ただ、いずれにせよ、ChatGPTはどこか人間の言語を補間もしくは外挿したような言葉遣いをしてくるという直観はあって、その正体は気になるなと思う。
ぴよリズム(ぴよログのデータを音にするやつ)は、一応それらしきものが動きはするのだが、Codexにも僕にも音のセンスがないため出来はイマイチ。これあんま深追いしてもいいことないかもな。
なんかもうアマプラでレンタルできたので「プロジェクト ヘイル・メアリー」を観た。本当に第1章が1分で終わっている!(実際は3分くらいはあるが、全然原作とは違う)他にも全体的にめちゃくちゃ端折られていて、原作勢としてはどうしても邪念がちらつくのだが(そういう前評判なしに観てたらけっこうガッカリしたかも)、それはそれとして、やっぱり映像で観れてよかったなというシーンばかりでよかった。
そろそろ寝ます。