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繰り込み処方にもいろいろあって、on-shell schemeの場合はプロパゲータの$k^2=-m^2$に極が立つことを要請して相殺項を決めるが、MS schemeでは単に発散を打ち消すことだけを考える。on-shellだと$m$が小さい極限で発散が出るが、MSでは出ない。これはLehmann-Källén表示したときmasslessだと全部が連続スペクトルに飲み込まれてしまって極が分離できないということに関係しているらしいが、そこの詳しい議論はちゃんとわかっていない。
明日は休暇です。