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すこし出かけたり、ジェノベーゼ作ったりした。生パスタのリングイネを使ったらかなりいい感じだった。太麺をうまく使えると嬉しいね。
bevyは改めて入門して、まあ公式のチュートリアルはそれほど情報量なかったのだけど、それを足掛かりにすこし調べたらわりといい感じになった。UIもついたしね。ただ、なかなか所望の形状にはできないなあという感じなので、もう少し工夫が必要そうだ。やれやれ。
国立大学が入試に女子枠を設けることに批判が集まっている。まあ非難する気持ちはわからなくもないのだが、個人的には消極的に賛成というか、まあ一定の意義はあると考えている。高等教育を受けた人間を社会に放出する上でその男女比にあんまり偏りがあるのは国として好ましくないだろうから、入試の時点で是正を試みるのは理に適っているように思う。
非難ポイントとして、入試の公正さという観点が持ち出されることが多いが、別に大学の入学者をテストの点数順に選ぶことにそれほどの正当性はないのではないかと思う。よく言われるとおり別にペーパーテストだって無敵の平等性を持つわけでもないし、元来単に大学側のキャパシティの問題で入学者を絞っているだけだと思われるのだから、極論くじ引きでもいいはずだ(実際、都立の中学とかは抽選あるんじゃなかった?)。
いや、ここで問題になっているのは大学のブランド価値というものなんだろうけれども、大学を出て12年も経つと、正直それに何の意味が?という感覚がある。まあ、社会はそう見ちゃくれないというのもわかるのだけど、それってそもそもそんな健全なことですかという気もするし。研究機関としての大学の格の話なら、学部ではなく大学院以降の問題でしょう。
そういうわけで、学部の入試が完全な成績順でなくなることが、そこまで冒涜的な変更だとは、正直あまり思えない。そういう構造の中で勝っている人たちのポジショントークでしかないようにも見える。(無論これはブーメランというか、年老いてもはやどうでもよくなったから言えるだけだろと言われれば、まあそう)
これらのことは、別に女性の地位向上だとか、男性が下駄を履かされているとか、そういうこととは全然無関係に言えることだと思われるのだけど、まあ、話題が話題なので、どうしてもそういう論点を含めて語りたがる人はいて、そこは反感を招きやすいのだろう。実際、じゃあこのロジックをその他のアファーマティブアクション一般に展開できるかというと、それは全然そんなことはないと思う。たとえば国会議員にクォータ制を入れるか?みたいなことで言えば、それは選挙制度の意義と対立していて同じようには扱えないのではないかと思う(なのでこちらは正当化できないと今のところは考えている)。
寝ます。わりと充実した4連休だった。明日からまた仕事。