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今年ももう一月が終わってしまう。毎年この時期になると、こんな調子で一年あっという間に終わってしまいそうな気がするが、しかし結局はそこまで短くもない。などと言っているうちにあっという間に五年くらい経ってしまうし、会社員生活も十年目に入っている。
久々に日本語入力のコードを触った。金曜日に勉強会で話すために完成度を高めておきたいのだ。変換候補の順序づけが地味に課題だったので停滞していたのだけど、改めて考えるとそんなに難しくない気がして実装を再開した。ほんとにそうなのか?まあ、もうあまりモチベイションもないしざっくりそれらしく動けばいいか。
昔からいわゆる感想というものをあまり持たない性格で、読書感想文にいつも苦労していたのだけど、今ならそれなりの感想文は書けるような気がする。でもそれは感想文の型を自分なりに確立できた(それこそ十数年の日記blogの積み重ねなどによって!)というだけで、感想それ自体のことはよくわからないままだ。いや、違うな。この部分はこうであるべきだった、というような感想、単に面白かった、という感想、つまらなかった、という感想、そうであるべきものがそのようにあった、という感想、そういったものは思いつくけれど、もっと、作品に接して出てくるプリミティヴな感情の動き、情景への感動、そういったものが今でもよくわからないのだ。そういうゲームは昔よりは上手くなったと思う。でもそこに感情はないのかもしれない。