1120
「すずめの戸締まり」を観た。直球で3.11以後を描いていた。多少なりともあの震災を境に世界の姿が変わって感じられた身としては、まずそのこと自体に感銘というか、とにかく良かったと感じた。クライマックスは本当に良かった。
が、「天気の子」が世界で唯一この世界の真実について歌っている作品だと思っている人間としては、よくわからない作品でもある。あの猫たちはあれでいいのか。要石を元いたところに戻すだけ、それなら後退しているのではないかと思った。別にその話をするつもりでないのかもしれないけど、その割には思わせぶりな設定だと思う。もっとも、このあたりのことは全然よくわからなかったので、わかったら違って見えるのかもしれない。
さあて。また平日が来るぜ。先週何してたっけな。