0613
スマブラに「そろそろハラスメントですよ」の猫が参戦したらメチャクチャおもしろくないですか?
朝起きたら先日のMRIの結果が届いてた。どこをどう読んでも一切の異常が認められなかったように見える。よかった。あとはまあ、自分の頭のこのあたりにどうやら本当に脳っぽいものが入っているらしいことがわかった。よかった。
……と思ったんですけど、でも、すくなくとも僕はこれまで脳があるとかないとかとは関係なく生活をして、社会の中でそこそこ機能してきたんだから、むしろ脳なんてないほうがよかったのではないか。脳は脳疾患の最大のリスク要因ですからね。障害を起こす要因は減らすに越したことはない。
……という話を会社でしたんですけど、そしたら「でも、もし脳がないのに明らかに脳疾患のような症状に君が見舞われたとしたら、そのとき君の症状の原因をすこしでも理解できる人は誰もいなくなってしまうということでは?」と言われた。確かにそうだ。そう考えると、みんなと互換性のあるユニットで作られているって素晴らしいなあ!と思う。うん、これはなんの話だろう?
仕事は不具合対応。テーブルビューのスクロールに伴って出たり引っ込んだりするヘッダーとの死闘。このヘッダーに関する不具合チケットはすでに4回差し戻されてきており、どちらかというと僕と検証チームとの死闘みたいになっている(もちろん彼らには心から感謝している、でなければ僕はこんなひどいものを世に出すことになっていたのだから!)。直しても直してもまた次の問題が見つかる。今度こそ完全に解決できそうなアイデアはあるのだが、また少し込みいった実装が必要になりそうだ。
1.完璧(のように見える)なものを作ります。
2.それに綻びが見つかります。
3.修復を試みて、そして自分が作った仕組みが邪魔をしていることに気づきます。
4.自分が最初に作ったものがどうしようもないゴミであったことを悟ります。←イマココ!
まあ明日なんとかなるでしょう。すくなくともまず何を明らかにすればいいのかは整理されている。それで明らかになった事実をもとに修復できるのかは別の問題であるけれども。
明日は会社の後輩の送別会。まあ、べつに先輩らしいことなにひとつしなかったけどね。
会社の同僚がねこを飼い始め、名前をつけている。生き物に名前をつけるということは、そいつをその名前で呼ぶということで、そしてそれはそいつがその名前で呼ばれ、その名前を自分だと思って生きていくことを想像することでもある。それは僕には荷が重すぎると今は感じられる。僕はいつか子供に名前をつけるだろうか。どんな名前をつければいいのか、いまはそれすらわからずただ途方に暮れることしかできない。