1220
あめ つち ほし そら
そしてあなたの中にはいくつかの情景が広がる。傘もさせない土砂降りが、それとも水たまりに揺れる都市が。理科の時間に植えたヘチマ。キャンプ場で打ち込んだペグ。あるいは雨上がりの濡れた地面、青い惑星と満天の星空、三日月と火星。
それらはまったくあなたに委ねられているようで、あなたはそれを選択することができない。だからといって私がそれを書いたわけでもなく、ただあなたの頭の中のそれらを出鱈目に借りるにすぎない。そんな現象をはさんで向かい合っている私とあなたとの間には、こうしてみれば無限の隔たりがあるようでいて、ちょっと跳ねれば届いてしまいそうにも思える。
ぴょん、と。
仕事はまた考えごと。考えながら恐る恐るコードにしてみたんだけど、帰り際に設計の破綻に気づいたので詰んだ。(>﹏<)と思ったけどさっきシャワー浴びてたらなんとかなりそうな気がしてきた。明日がんばろ。