andante

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死は平等に訪れるとしてもその辿る道筋はそうではない
いずれ死ぬとわかっているからといってどんな人生でも構わないわけではない


仕事はなんか暇暇だと嬉しいどころか気が滅入ってしまうので困る早く帰れるならまだしもいや早く帰ればいいのかもしれないけれども


たとえば道を歩いているとき突然に虚無に襲われてしまったら世界は足の裏の感触にまで収縮して規則正しく刻まれるリズムが心をふたたび溶かしてくれるのを待たなければならない