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仕事はなんか仕事納め。仕事納めだと思うとなんかいまさら真面目に検討を始めても仕方ないなという気持ちになり、結局あんまし考えられなかった。まあいいや。とりあえずどのような手順で進めるかは考えたので、ノルマクリアという感じかなあ。頑張れ来年の僕。
仕事のあとは同僚と小規模に忘年会をした。ワインを飲みつつおいしいハンバーグを食べた。フランスはいまでも世界中に領土があるなあと思った。
夜はなんとはなしにのんのんびより(りぴーと)を観ていた。なんか、もう加齢のせいか涙腺がぶっ壊れていて、ちょっとボロボロ泣いてしまった。なんだろうな、れんげちゃんを見ていると泣いてしまうんだよな。きっと君はこの日々のことなんかほとんど全部忘れてしまうだろうけど、それだからこそ、今を全力で駆け抜けてほしい、と祈らずにはいられないんだよね。君がどれだけたくさんの人の善意の中で生きているかということ、そして君はそれを忘れてしまうだろうということ、それでも構わないから君は全力で生きてほしいということ、そういうこと、全部。
僕が幼稚園を卒園するとき、保護者たちが子供へのメッセージ?を描いたものをまとめた冊子が配られたのだけど、大半の保護者が何か短い応援のメッセージやイラストを描いていた中で、僕の母は何らかの長文ポエムを書いていたのを記憶している。その気持ちを僕は長いことあまりよくわからなかったけど、あの頃の母は今の僕とそう変わらない年齢で、そして今の僕はなんとなく母の気持ちがわかる。「君はいつまで覚えているだろう」と結ばれたそのポエム。僕はあの(幼稚園児にはいささか荷が重い)片道十五分の道を二人で毎日歩いたことをもうほとんど覚えていない。楽しかった日も、悲しかった日も、ほとんど覚えていない。そしてきっと母はそうなることを知っていたのだろう。そして、やはり同じように、それでいい、ただその日々を全力で生きてほしい、と祈ったのだろうか。それならば、それはきっと、いまの僕と同じ気持ちだ。
明日は午後にほこらんさんとうあーさんとカフェでオフ会をします。夜は焼肉を食べると思われる。