0809
仕事の前に病院。もしかすると肝臓が変なのかもしれませんね、ということで採血されるなど。あとアレルギーの薬出してもらった。効果あるといいな。
仕事はいろいろ検討して調整。そういえばオートエンコーダの「適切な」次元数ってどうやって決定すればいいのかわからないことに気づいた。無論目的によるんだけど、測りかたからしてよくわからないのでは。いろいろ試すしかないのかねえ。
「街のない地図」の副産物として、ランダムサンプリングされた地図画像に対応する隠れ変数(256次元)をt-SNEで二次元に圧縮してプロットするのをやってみました。
https://gyazo.necocen.info/724eb8d4bfd4ca5c9b36abf4a14d7e18.png (拡大)
http://twitter.com/necocen/status/762997476173287424/photo/1 (全体)
サムネイルを表示しているのは一部だけで(全部出すとわけわからなくなるので)、残りは青い点として表現しています。
実際にやってみるまではその含意するところに気づいていなかったのだけど、これは、地図という、もともと二次元の幾何学平面を分割した断片を、その視覚的構造だけを頼りにまったく別の平面へと再配置することなんだなと思って、それって愉快じゃないか、と思いました。愉快だ。この画像だと左上のほうには海がある。中央を上から下に川が流れている。左側中央にある密集地帯は都市かのようで、しかし密集はすなわち凡庸をあらわしており必ずしも都市ではない。だから何?といわれると返答に窮するけれども、とにかく愉快じゃないかと思う。じっと眺めてしまう。
ただ生成はまだあんまりうまくいっていないのよね。でもまあ折角モデルデータを書き出したのだし、地図と地図の中間とかアナロジーとかやって遊んでみようかしらね。
自己肯定感を上げる方法は何種類か知られているけれど、そうやって自己肯定感が上がりすぎた人を観察していると、どうも上げすぎないほうがいい気がしており、難しいなと思う(「「「バランスが大事」」」!!!)。
それとも、こういう認識をして「認知のゆがみ」と呼ばれるんだろうか。
「ルールを守ろう」というときの「ルール」と、「しりとりで『ん』がついたら負け」という場合の「ルール」とは、たぶん別のものだ。でも本当は、社会とは一番大きなゲームであるという違いでしかないのかもしれない。
あと一日耐えれば夏休み。六回寝ればまた会社。