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昨晩は体力を回復するために早く帰ってきたのですが、名古屋の狂える会社員fから電話が掛かってきて、だらだらしゃべっているうちに普段と変わらない時間になってしまいました。アホか。
自分の昔の日記を読むのは楽しいから日記をつけるといいよ、という話をしました。僕は余裕で一日潰せる。ただ週末なにしてた?って訊かれたときに自分の日記を読んでましたって答えるのはあまりスコアが高くない感じはある。
お昼から仕事。地獄のようなロジックを考えなければいけなかったのだけど、頭がぜんぜん回らなくて難儀しました。うーん、仕事中に眠くなるの、去年の今ぐらいもそうだったけどしばらく良くなってたから改善したのだと思っていたのだけど、このくらいの寒さになると再発するのかもしれない。どうしたものか。
「臨機応変に対応せよ」という指示には何の意味もない。人間は常に臨機応変に行動しているし、臨機応変に行動しないということはできないのだから。
指示というのは、行動決定の基準となるものでなければならない。たとえば、おいしい料理とまずい料理があれば、誰だっておいしい料理を選ぶだろう。それはスコアが簡単に計算できるからだ。しかし実際の決断はそんな風には扱えない。「おいしいけど健康に悪い料理」と「まずいけど健康によい料理」の二択に出会ったときにどう振る舞うか。「健康のためなら味は犠牲にしてもよい」(あるいはその逆)と教える指示でなければ、なんの意味もないのだ。
そういう基準を与えない指示は、上を指差して「あっちが上です」と言っているようなものだ。なにが「良い」ことか、なんて誰でもわかっている。多くの人が、迷い、あるいは対立するのは、「そのためになにを犠牲にしてもよいか」の判断であって、そこにはっきりとした基準を与えなければ、なにも言っていないのと同じことである。
疲れたにゃん……