0918
書いてた日記が手違いで消えてしまって絶望しています。うう、昔のFirefoxさんはこういうときにちゃんとテキストボックスの中身を残しておいてくれたと思うのだけどなあ。自動バックアップ機構を考えるべきかもしれない(たとえばトークンと紐づけてデータベースに置いておけばいいかもしれない、アクセスはjavascriptで)。
でもしかたがないのでもう一度書きます。
午前中に保健センタ。大学やめたい話をしたかったけど、そういう流れじゃなかったからできなかった。輪講の準備ができませんという話をしていて、先生はこういう感じでスライドを作って一枚一分半くらい話せばとりあえず時間的にはオーケイでしょう、とか言ってくれたけれど、僕はもうそういう気分じゃなくて、そもそもそういう前向きな気持ち自体がなくなってしまっているのでした。やっぱり大学をやめるしかない気がする。こんなに苦しいことに耐えてもそれで得られるものが使い途のない修士号だけだなんて、ほんとうにつらい。早くやめたい。そういう話を今日はしたかったのだけどな。
僕が発表が苦手というの、発表それ自体もそうだけれど、準備することにも大きな困難を感じていて、それはどういうことかというと、うまく言えないけれど、発表の言語を知らないというような感じなのです。発表の準備をしようと思って白紙のスライドを前にしても、ちょうど、ほとんど知らない言語で自己紹介をしろと言われたみたいに、とにかく名前は言えたとしても、つづく言葉が出てこない。四人家族と犬が一匹、前は文鳥も飼っていました、みたいなことをどう言っていいのかわからない。僕はその事実を明らかに知っているのに、なんと言ったらいいのかわからない、そういう気持ち。
(追記:言語というより、文法と呼ぶのがいいのかもしれません。単語はわかるけれど、それをどの順で話せばいいのかとか、文章をつなぐにはどうしたらいいのか、とか。でも、僕は文法という言葉の定義を知りませんから、そう呼んでしまうことで誤解が深まる可能性もあります。)
これは単に、僕がそういった訓練を迂回し続けてここまで来てしまったからなのだろうな、とも思うけれど、僕としたところでなにか不正に迂回したわけではない(絶望的な結果だったけどそういった機会は何度か経験してきた)わけで、これはなにか僕の側に特殊な事情があるのか、さもなくば教育制度の不具合なのだと思います。こんな話を先生にしたら、きっとそう思っているのは僕だけで、実際はちゃんと発表できているのだと思う、と言われるのでしょうけど、僕はぜんぜんそう思っていないし、仮にそうだったとしても僕が発表の準備をするのに大きな困難を感じていることにかわりはない。
僕がいかに苦痛を感じていたとしても、それを理由に学位の取得条件を緩めることは許されないのだから、僕は一刻も早く大学をやめてそんな尺度から開放されなくてはならないのに、なぜか僕はこうしている、自分には前向きに努力をする気がありますよというふりをしつづけている、協力してくれるひとたちを騙し、裏切り続けている。その状況を認めつつ大学をやめないことそれ自体がその状況をさらに推し進めるものだと知りながら僕は大学をやめていないし研究室に顔を出し先生と研究の相談をし保健センタでカウンセリングと診察を受けつづけている。ただ「これまで僕は嘘をついていました」と告白するのが怖くて嘘を重ねる子供のように。
午後は図書室にいました。準ボスに提案されていた計算(これももう先週の木曜日のことなのに)を試してみたら一日以上かかる推算だったので、図書室で一日遊んでいました。遊んでいたというか、まあバイトの仕事とかやってたわけだけど。プログラミングをしていると気分が落ちつく。自分が取り組みかたを知っている問題に取り組むのはとても精神を安定させる。さっきの発表準備のたとえでいうなら、知っている言語で話すことのできる時間だ(もちろんこれは「第二外国語はC++です」みたいな冗談とは意味が違う)。やっぱり僕はそのようにしてお金をもらえる仕事をすべきなのだなと思う。これはほとんどそういう願い、そうあってほしいという願いであるけれど、あながち間違っていないのだと思う。
明日はお昼からバイトです。夜は進捗のまとめをしなくては。あと、来週のシフトは一日だけにしよう、輪講の準備だ。
追記:1234!