andante

2012-07

0711

他者について
自分というものが図形の一性質がそうであるような形で世界の一機能として一意に存在してしまうとすると存在する他者という概念はほとんど意味をなさなくなる円に中心は二つ以上存在しないそういうような意味で世界には自分しか存在しないこれを自分も存在しないとするかは立場の違いによるけれどもとりあえず僕はそうして自分の存在を得たしかし他者なるものは現象としてしか存在し得ないだからどうしたという向きはある
他者はむしろ自分のこころの内側にある他者という物語がそこにシミュレイトされているそれで


午後から集中講義コヒーレントコンピュータの続きとりあえずアイデアは理解たくさんある光共振器のひとつひとつをイジング模型のスピンに見立てて磁場項と相互作用項を共振器間の結合として表現してスピン系のエネルギーを低下させることが共振器系の利得を増加させることに対応するようにすることで最もレーザ発振しやすいスピンの状態を自動的に選ばせる(一度発振しはじめたらそこにすべてのエネルギーは費やされるので一番発振しやすいモードが自動的に選ばれる)そして発振するまでにかかる時間はO(log n)とのこと多次元イジング模型の最低エネルギー状態が多項式時間で求められる
すごいなあよくこんなこと思いつくものだ

夕方はバイトセキュリティに関する考察とか金曜日までにプレゼン資料を作らなくてはね


明日は午前中ゼミ午後集中講義(最終回)そういえば修士実験レポートは必要な可視化プログラムは書けたものの実行が遅くていまいちですうーん


そういえば夏休みにa[b]fと沖縄にゆくそうです高校の修学旅行を思い出しますね

0712

>b ありがとう


午前中はゼミ来週僕発表らしいですけど準備する時間あるのかしら
それから師匠にいくらか計算を頼まれてインパルスがいまいち周波数成分そろってないことを確かめましたことによってはこないだの計算ちょっと修正しないとだめかもしれないシレッと透過率って書いたけど入力が理想からほど遠いならこんな風にはならないまいったな

午後は集中講義最終回
コヒーレントコンピュータまだほんとうにうまくゆくのかはわかっていないそうです理想的には共振器が自動的に最適解を求めてくれるけど実際は発振させてから相互作用を入れて縮退を解くのでノイズに従って最適なスピン配置に落ちてゆく感じらしく局所最適に陥ることがあってそれを解消するのは手動でやってやらねばならないのだけどそれが多項式時間で落ち着くのかまだよくわかっていないとのこといつもいつも最適解に落ち着いてくれるわけではないらしいですしだから大きすぎる問題に対しては結局うまくゆかないのかもしれませんそれがはっきりするのに長い時間はかからないと先生は言っていましたが
なんにせよおもしろいアイデアですすごい

夜はまた研究室に戻って計算の様子をすこし見てそれから帰宅今夜は修士実験のレポートを書き上げねばなりません可視化のためのシミュレイション調子に乗って遊んでたら締切までに計算が終わらない感じなので対応を考えなくてはなりません
うー


にゃんにゃおんにゃん

0713

修士実験IIレポート提出これで懸念は量子情報とゼミ準備だけになりました
しかし月末までに倒さなければならないものが五つ六つあって厳しいですね

三限のあいだにプレゼン資料つくってバイト先で報告なんか普通
あとシフトは入ってなかったのでちょっとだけ画像切り出しとかやって帰りました

今夜は師匠に頼まれたシミュレイションを走らせつつ偉そう文書を書いたりまあお酒を飲みますゼミの準備なんかデバイスの話とかぜんぜん興味持てないのだけどだいじょうぶなのかしら

0714

ゼミ準しんどいデバイスのこと興味ないぜーうおお

なんだか今日はずっとねむくていまもねむいですXSLTのことを勉強しようと思って結局やっていませんあれ情報が少ないのだものうー


明日は研究室のひとたちとミニサッカーをやるとからしいので気が向いたらゆこうと思います

0715

昼前から研究室のひとたちとサッカーやろうと思ったのだけど開始前のパス回しだけでかなり削られてしまって開始二分で離脱おかしい僕の体力はここまで衰えてしまったのかこのまま曲線を外挿してみてあと五年くらいで勝手に死ぬんじゃないか僕
それから三十分ほど休んでそれからキーパーとしてしばらく参戦したりだんだんと身体が慣れてきたのとそこそこ手抜きするようになったのとで後半はだいたいフィールドにいましたほとんどキーパーやってたけど
まあ最初無茶した以外は適度な運動でよかったかなと思います(しんどかったけど)また誘ってもらえたら行きたいかもというか僕はもうすこし運動をしたほうがよいのではないかと思いましたうう

午後はほんとうはゼミ準に没頭する予定だったのですがなんか疲れたので先輩たちと麻雀をしましたすこしだけ勝ちました
研究室のひとわりと麻雀好きらしいので基本的なことはもうすこしちゃんと覚えておこうと思いました点数計算と基本的な待ち読みくらいはできるようになりたい

夜はこんどこそゼミ準いくらか友人に訊いたりして雰囲気はつかめたのでどうにかなるかなああまり発展的なテーマは詳しくは扱わない方向でゆこうと思うのでどうにか
もうちょっとがんばろうかなーと思っていたら先輩が現れて結婚式の話とかをしましたむつかしいですね


今夜はすこしお酒を飲みます(なんか毎晩言ってないかね)明日は昼くらいから研究室でレポートを書きますゼミ原稿もつくりたいうー

0716

きっと私はあなたを不幸にしますよかまうものですか僕はそうたしかに応えたはずなのに


驚くほど全身が痛いですこうも痛いとなにもする気になりませんうう


昼から研究室とか言ってたのに起きたら昼でした三時過ぎに研究室にゆきましたのんびり量子情報のレポート

途中同期とグラフ理論の話題になりました五頂点の完全グラフは平面グラフではないことの証明とトーラス上では可能なことの解釈など高次元への一般化についても話題は移りましたがそんなことをしている場合ではないのでやめにしました
非平面グラフはK_5かK_{3,3}のいずれかを必ずその一部として(マイナー)含むという定理があるそうです二種類しかないこともおもしろいし二種類あることもおもしろいそういうのとてもいい
そういえば同期の友人の彼女さんの父親が数学者なのだそうですなんかそういうの楽しそう(よくわからない)

レポートは零時過ぎに完成ゼミの準備は手が回らずまあまあまあ


明日は一限と午後にバイト二限の時間は図書室でゼミの準備か昼寝ですかね一限の授業に出るのはきっともう最後なのではないかと思います感慨深い(寝過ごすフラグ)

これから夕飯をたべてねむります週に二度も三度も零時とかまで研究室にいるのもどうなんかなあと思います楽しいけどあした一限とかちょうつらい


http://www.nicovideo.jp/watch/sm15464606

0717

一限期末レポート締切は八月中旬そのころはたぶんセミナ準備に追われているので余裕をもっておこうね>僕

二限に図書室で昼寝をして(ゼミ準しようと思っていたけどねむたかったのです)昼からバイトあいまいで大雑把なおはなししか提供されていない企画の設計の考察なかなかむつかしいそして所詮僕はバイトであって大人の事情には関与すべきでないのである

今夜はすこしゼミ準をやります教科書はそこそこ読んであるのでまあそんなに手間取るということはないと思いますけど多少心配まあ発展的な内容はそんなに深く触れなくともよいかなとは


にゃんにゃんうーまたすこし具合がよくなくてうーにゃーにゃーってなっていましたほんとうによくないと思うけど誰かにそばにいてほしいのでしたはあ


明日は昼くらいに研究室にいってそういえば修士実験の終了報告書提出証明書を先生のところに受け取りにゆかなくてはいけないしゼミ準だしセミナもありますううむ

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昼から研究室でゼミ準

ねむいです今夜もゼミ準明日のゼミ夕方だとずっと思っていたら午前中でかなしいこれはちょっとつらい
でももうすこししたらおしまいだしまあがんばろう四時間くらいはねむれるといい


明後日は同期の韓国人留学生が兵役で()休学するとかなので小さな送別会をやります小さいです

0719

ゼミ発表はまあ無難に終わりましたが幾分早く終わりすぎたような気がしますだいぶ早足でやってしまった僕が聴いてたらもっとまじめにやればいいのにこのゴミ担当者めと思うところでしょううう

研究室が節電のために毎週木曜日の昼間はエアコンを落としているらしいので居室が暑く暑いのはいやなので帰ってきましたリモートで作業できるし
心配事がひとつ減ったのでシミュレイションの解析をやっています最初に思いついた方法解析を正しくやればそんなにおかしな結果は出てこないようなのだけど微妙に食い違うし同じはずの条件でもぶっ壊れるしなにがいけないのか……


明日は二限三限バイトそれから友人の送別飲みなんか風邪ぎみみたいな感じになってきたのでおとなしくしよう……


研究テーマに関連してすこしはっきりさせておきたいことがあったのでひさびさに代数的トポロジーの本を開きましたこの本にはさまざまな甘酸っぱい想い出が結わえつけられているのだけどもまあそんなことはどうでもよく(どうでもよく)
必要としていたステイトメントはすぐに見つけられた曰く二次元球面上の連続ベクトル場はかならず特異点を持つここで特異点とは値が零になるような点でありすなわち向きを定義できない
なぜこれを調べたかというと僕の研究のひとつの目標とされている現象が幾何的に禁止されているのではないかと考えたからでありこれがはっきりしたところで感覚的な話でしかないもののやはり禁止されているのではとなると同時に次のような記述も見つかる曰くn次元球面上に特異点のない連続ベクトル場が存在する必要十分条件はnが奇数であることである次元を落とすか上げるかすれば特異点は回避できる人の世の常として次元を上げるのは困難であり下げるのも困難であるが両者の困難さには雲泥ほどに開きがあるだって世界はおおよそ三次元でしかないのだものそういうわけで目指されるべきは二次元系なのかそれとも違うことを考えるべきなのかすこし先生と相談してみようか
点群に関する知識も欲しいところなのだよなあ具体的な群論はほとんど触ったことがない


にゃんにゃかにゃんにゃん

0720

二限の輪講に出ようとしたら先週でおしまいでしたなんなん
仕方ないので図書室で昼寝をしました図書室昼寝に適した環境です

午後バイト仕様の考察とAPI呼ぶマシーン


テレビでやってたのをインターネット経由で観られたのでサマーウォーズを後半のすこし観ました僕はあのお話が好きではありませんなんというか田舎信仰みたいなのもいやだし(僕は都会が大好きです)人と人との繋がりみたいなので勝てる感を出してくるのが(そして僕はなんとなくそこに無理さを感じていて)好きじゃないですほんとうにだけどとてもよくできたお話だし楽しさはあってそういうところは好きです
初めて映画館で観たとき僕はああ僕にもあんな風に世界を救う力があってついでに(ついでにですよ)きれいな女のひとと懇ろになれたらよいのになあと思いました主人公のあの才能は僕には人と人との繋がりがどうとかではなくてたった独りで世界と立ち向かうための力のように思えたのでした僕にもあんな力があればたった独りでも戦うことができるのにそう思ったのですそれで僕は泣きそうでした映画館で泣きそうになるなんて僕にとっては初めてのことでした僕にだってそんな力があると確信していた時期だってあったのに(それはそれはほんとうに勝手な幻想で思い込みで根拠もまったくなくてだけども僕は世界で一番頭がいいと思っていたことだってあるのだ)僕はどこで失敗したのだろう


週末はのんびりしつつ試験勉強もしますあいまあいまでシミュレイタを走らせなくては

シミュレイタで思い出しましたがカオスシミュレイタは八月になったらソースを整備して公開しますせっかくなのでwindowsで動くバイナリも用意しようつまらぬものだけど