0514
また、なんだ。
二限に出席。それから渋谷の電器屋さんで蛍光灯のグローランプ?を買いました。駅からすこし遠いところだったのでけっこう迷ってしまいました(大きな駅だしきっと駅前にズデンと構えているだろうと甘く見ていたら反対側に出てしまったらしくぜんぜん見つかりませんでした)。結構歩いたけど目的のものは買えて、三年ぶりに部屋が明るいです。でも残ってた一本と微妙に色が違うな、まあいいけど。
渋谷はあまり好きじゃないです。あの街にいるひとは、なんだかとてもおしゃれっぽかったりしていて、そういう手続きは、たぶん僕(のような種類の人間)のためになされているわけではないし、僕はそういう形式をちっとも良いと思うことができなくて、すごく疎外されたような気持ちになります。
そんなのは考えすぎだって言うひともあると思います。だけど、たとえば、風という現象のこと。それぞれの気体分子はミクロには特定の方向に力を受けているわけではなくても、マクロに見ると気圧の高い方から低い方へと風が吹くわけです。それは、多数派と少数派、という統計的な「力」の作用であって、もうどうすることもできないことなのではないかと思います。だからといって少数派が武装して立ち上がるような構図はまったく間違っていると思うのだけど、結局どうしたらいいのかわかりません。ああ、だから、断絶するほかないのだと、漂流するほかないのだと。社会が内輪の最大派閥でしかないのなら、僕はそれに背を向けて歩き出さなくてはならないのだと。なにかそういう、そういう気持ちを。
夕方から研究室にゆきました。なんだか今日は雑用がたくさんで疲れた。勉強はk・p摂動法のところの計算を追っかける程度。まだスピン軌道相互作用による分裂は読めていません。これは明後日までほうっておこう。
量子力学の理解が浅くて困ります。同期の友人は適当に見えてけっこう深くものにしているようなのでちょっと焦る。
明日は一限と、それから三限にひさびさに出るのと(そろそろ中間試験なのです)、あとバイトです。そういやこの数日圏論さわれていない。固体物理学を読み進めるのが優先されてる。どうしようかね。ゼミの準備も担当来週だしそろそろ始めるべきか。
最近は、勉強したいことと勉強するべきことと実際に勉強できていることとがよく一致していてすこし気分がよいです。このままでいてくれるといいのだけど。