andante

2012-05-15

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またなんだ


二限に出席それから渋谷の電器屋さんで蛍光灯のグローランプを買いました駅からすこし遠いところだったのでけっこう迷ってしまいました(大きな駅だしきっと駅前にズデンと構えているだろうと甘く見ていたら反対側に出てしまったらしくぜんぜん見つかりませんでした)結構歩いたけど目的のものは買えて三年ぶりに部屋が明るいですでも残ってた一本と微妙に色が違うなまあいいけど

渋谷はあまり好きじゃないですあの街にいるひとはなんだかとてもおしゃれっぽかったりしていてそういう手続きはたぶん僕(のような種類の人間)のためになされているわけではないし僕はそういう形式をちっとも良いと思うことができなくてすごく疎外されたような気持ちになります
そんなのは考えすぎだって言うひともあると思いますだけどたとえば風という現象のことそれぞれの気体分子はミクロには特定の方向に力を受けているわけではなくてもマクロに見ると気圧の高い方から低い方へと風が吹くわけですそれは多数派と少数派という統計的なの作用であってもうどうすることもできないことなのではないかと思いますだからといって少数派が武装して立ち上がるような構図はまったく間違っていると思うのだけど結局どうしたらいいのかわかりませんああだから断絶するほかないのだと漂流するほかないのだと社会が内輪の最大派閥でしかないのなら僕はそれに背を向けて歩き出さなくてはならないのだとなにかそういうそういう気持ちを


夕方から研究室にゆきましたなんだか今日は雑用がたくさんで疲れた勉強はk・p摂動法のところの計算を追っかける程度まだスピン軌道相互作用による分裂は読めていませんこれは明後日までほうっておこう
量子力学の理解が浅くて困ります同期の友人は適当に見えてけっこう深くものにしているようなのでちょっと焦る

明日は一限とそれから三限にひさびさに出るのと(そろそろ中間試験なのです)あとバイトですそういやこの数日圏論さわれていない固体物理学を読み進めるのが優先されてるどうしようかねゼミの準備も担当来週だしそろそろ始めるべきか


最近は勉強したいことと勉強するべきことと実際に勉強できていることとがよく一致していてすこし気分がよいですこのままでいてくれるといいのだけど

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ひさびさにその日のうちに日記を書きます

一限に出ましたドゥルーデのモデルではすべての電子が電気伝導に寄与していると考えているけれども実際にはフェルミエネルギー付近のごくごく一部の電子しか寄与していないそれでもドゥルーデのモデルがそこそこ妥当に振る舞うのはなぜかという話とか前回休んでいたけれどそんなに苦労を感じなくてよかった

二限のあいだに定期検診にゆきました身長169.6cm(-1.1cm)体重51.3kg(-2.4kg)身長せっかく170cm越えて喜んでいたのに戻ってしまいました体重が減ったのは歓迎すべきことですけれども

三限の科目がもうすぐ中間試験をやるというのでひさびさに出ましたあいかわらず事前配布の資料が簡潔にまとまっており読むだけでだいたいわかる授業読んでいるうちに寝てしまったので結局出る意味なかったのかもしれません熟睡しすぎて起きたとき朝かと思いました(武勇伝)

そのあとはバイトメモリリークの修正静的解析器の使い方は慣れてきたのだけどもデバッグ技法がぜんぜんでけっこう手間取っていましたが最終的にはいい感じにまとまったのでよかったもっとデバッグツールの使い方に慣れなくてはWWDCの講演でも聴こうかな英語リスニングの訓練にもなるし(言うだけ星人)

明日は午後から大学でゼミの準備をしますそれからAFM(原子間力顕微鏡)の使い方を教えてもらうのと定例セミナAFM原理を聞くとほんとうにバカかと思いますがそれを実現させるだけの技術が存在するのだなあと感服しますでもバカです馬鹿正直とはこのことです


最大値ノルムを∞-ノルムとも呼ぶというのはとても萌えるよねという話をしました一見仲間はずれに思われるものがじつは同じ系列の(極端な)ケースとみなせるという瞬間ってとてもいいなって思うのですねぇ抽ー象っ化


織田信長が初めて黒人を見たとき驚いて洗わせたという話があっていまの人々はこれを笑い話とするけれどもその種の想像力の欠如はつねに人間の脳裡につきまとっているのだろうなとめまいを感じます