andante

1740

0202

昨晩はなんだかうまくねむられませんでしたまあ夕方まで寝てたしな日曜の夜にはよくあることです
だけどなんだか精神状態も悪化してしまってウェーという感じでしたウェー


お昼から仕事仕様再レビューなどだいぶ具体的になってきたし今回は慎重に機能を削っているのでとりあえずつらい開発にはならなさそう

あとInjectionのこと調べていたけどなんかうまく動きませんSwiftの実効的incremental compileができると思ったのだけどうーん僕の環境あるいは試したプロジェクトが悪かったのだろうか


英語でものを書く方法がわからないという話に関してそういえば僕は昔から英作文が英語力の不足以上に苦手だったけれどやっぱりそれも同じことなのかなって思う自分で書いたことを自分が本当に書いているのかわからないという不安
たとえば僕が僕の言語でA+aという意味でAと書いたとする僕以外の人間はそれをAと読んでA+aとは読まないかもしれないでも僕はそれをA+aと読むなぜなら僕はA+aの意味でAと書くからであるだから僕はA+aの意味でAと書くことに不安を感じる必要はない僕の書きたかったものはすべて読まれることができる
でもそれは僕が書く言語が僕そのものであるような言語だからそういう安心感を持つことができるのであってそうでなかったらそれはとても覚束ない仮定となる僕は同じようにA+aの意味で今度はαと書くかもしれないだけど僕はαをA+aとは読まないかもしれないなぜならそれは僕そのものであるところの言語ではないからその意味は僕の心中ではなく辞書を参照して解釈されるからであるそしてもちろん辞書にはそんなことは書かれていないαとはAであるA+aではない

僕以外の人は言語に対してこういう態度をとらないのだろうか僕はこういったことに過剰に拘泥しているのだろうか過剰とは


人工知能がどんどん発達して人類を引退に追いやるんですよみたいな記事を読んだうんそうだよねこれから人類は老後を迎えるんだから息子がせいぜい親孝行してくれるといいみたいな世界観を僕も持っているのだけどこれって一昔前にはまったく想像されなかった感覚なんだろうなって思ったボイジャーだのパイオニアだのあいつらはこの星に生きた人類という生物種の存在を広く宇宙に伝えるためにメッセージを積んで飛ばされたのにそいつらがやっと太陽系を出るか出ないかくらいのところで人類はもう老後の話をしているメッセージを見て地球を訪れた誰かはどんな顔をするだろうありふれたことだと思うだろうか無論彼らも機械知性である

最近の機械学習の隆盛僕は計算機科学に明るくないしそのあたりを観測しているわけでもないけれど要するに我々はもはや問題を理解して内包的な記述を与える必要がなくなったのかなという気がしている職人技を理解する必要なんかなにもなくただ十分な練習があれば真似ることができるしスコアさえつけられればもっと上達することもできる内部にはなんらかの秩序が形成されそれは問題に対する理解と呼ぶことができるかもしれないけれど別にそんなものを読み取る必要はないzipで固めてメールで送ってしまえばいい

そもそも問題を理解するなんてのが計算量的貧乏性なのかもしれないとちょっと思うそれは結局圧縮なのだ少ない言葉で問題を書き表そうとするのが理解だだからより非自明な圧縮を見つけるために人類はいろいろな概念を抽象化しいろいろなところに適用しパチリと嵌まったらそれを釣り上げて理解と呼んだでもそんなの人間の脳がこれっぽっちしかないというだけの話でぜんぜん問題の解決とは関係のないことなのかもしれない人間はそういう方法しかとれないからそれが上手くできるとスコアが上がるようにそういうのが楽しくて価値あるように設定して実際にそういう機能はけっこう発達したけれどそんなのは巨大計算能力の前にまったく無用であり我々がきれいな補助線を引いて喜んでいるのを横目にただただ巨大な脳が問題をバリバリと噛み砕いて飲み込んでゆくそういう光景こそがあるべき姿なのかもしれない人類は老後なので暖炉の前で鉛筆を片手に数独とかクロスワードとかやるそれはもう現実の問題解決にはなんの寄与もしないけれどそれは楽しいし老後の人類にはそういう楽しみに浸る自由があるのだろう


明日はアプリとサーバの役割分担についてちょっと議論するのとあとHaskell勉強会の第0回として日程決めたり相談をする予定ですほんとに勉強会やるんかいな僕は楽しみだけれど