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お昼から仕事。風邪いです。今日は仕様書を整理して画面遷移図とフローを引き直す作業。まだ決めなきゃいけないことはいくつかあるけれど、とりあえず設計に入れる感じにはなった。ので設計に入るでしょう。とりあえず工数の概算を出して取捨選択する、ようです。
あとはカスタム画面遷移とpull-to-refresh機構を両立させる試作をしました。とりあえず動くけど、二種類のジェスチャをシームレスに繋ぐことはできなさそうです。いや、やってできないことはないかもしれないけれど、完全性の追求以外にさほどメリットもないし、こんな感じで。
正月に実家に帰ったとき、母が「公務員は無駄ばかりしている、民間企業ならば無駄なことをしていると首が飛ぶから効率化が図られる」みたいな公務員非難をしていて、まあその時は適切な反論はできなくて、ただただそういう被害妄想的非難をする人間にはなりたくないなあとだけ思っていたのですが、結局そういった状況になったとして、プレゼンと責任回避の技術が過剰に発達するというだけなのではと今日思いました。結局、人間が人間を正確に評価することなんかできなくて、そうなれば評価をハックするほうがコストが低く、横行するのは当然でしょう。別にこれは決定的な反論でもなんでもなく、人間はみんな程度が低い、という(よく知られた)事実を繰り返し述べているに過ぎないのですが
「実戦で成長する」みたいな文句からは、教育のコストが都合良く忘れ去られた形跡が感じられて好きではない。なんかこう書いてみるとあたかも人間が独りでもがきながら成長したみたいじゃないか。でも実際に起こるのはそうではなく、戦場で彼を守りながら戦う仲間がいる。無論両者を正確に比較することはできないにしても、きっと大差ないコストを、教室で払うか戦場で払うか、という話なのではと思う。
上流工程下流工程と言うけれど、これが何の流れかって、宙に浮いたタスクがどこに流れ着くかという話なんだろうな、と思う。上流で浮いてしまったタスクは下流へと流れてくる。下流には網があって、浮いたタスクはそこに引っかかって流れをせき止める。そういったメタファ(こういうのはメタファでいいんだっけ)。下流には住みたくないですね。
さて、明日は前プロジェクトの打ち上げです。風邪がよくなるとよいのだけど。