andante

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夕方まで寝てそれからちょっと本を読みましたイーガンの白熱光ですなんか地球と全然違う星の生物が初等的な力学を延々と論じていてフウムそういうのがやりたかったのか……と思いましたいや確かに地球とぜんぜん違う環境における重力のありようみたいな話は刺激的だけれどもそれって別に小説仕立てである必要ないんじゃないとか僕はそういうのよりは脳とか自意識いじるほうが好きですまあまだ1/4くらいしか読んでないのでここからどうなるか


昨日のこと仕事のあとにどこかで飲みましょうという話に乗ってタクシーに乗るか歩くかどうしようかというときに僕は歩くことに対してそれほど抵抗を感じてないですねと言ったらねこせんってときどき言葉にトゲがあるよねと指摘されてびっくりしたたぶん僕は僕は歩いてもいいですねと言うべきだったのかなといまは思うでも~してもいいという表現はそうすることに対してわりと好意的積極的な姿勢を表明するときに使われるものだと思っていてだからその時の僕の気分とはマッチしないどっちでもいいですというとなんだか無関心や苛立ちを過剰に印象づけてしまうような気がするからやはりとくに丁寧な言葉としては使うことができない
こんな風に僕は僕の言葉に僕にしかわからない意味を与えすぎたのだと思うそれは言語活動に対する反逆というほどのものではないがあるいは孤立そういったものであるだろうでも僕はそれで構わないと決めたのだった僕は僕だけの言葉で僕だけの世界を書き表そうと思う僕しか読むものがなかったとしても


明日は鍋です