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昨夜は結局お酒を飲まずに本を読んで寝ました。それでも朝五時半とかだったのだけど。今日は夕方まで寝ていて、夕方から本を読んでいます。この週末は比較的本を読むことができてよかった。いま読んでいるのは「磁力と重力の発見」です。五年くらい前に買ったのをずっと積んであった。僕はあまり科学の歴史についてよくわかっていないので、ニュートンとケプラーのどっちが先の人だったかとかぱっと思い出せないし(考えたこともなかったが調べるとケプラーのが先だった)、科学の諸概念がどういう順番でいつごろいまの形に整備されたのかとか、ぜんぜんピンとこない。こういうの読んだらもうちょっとわかるようになるかな、とか。
Twitterで、魔法と科学の関係みたいな話が話題になっていたのでちょっと考えたりしました。魔法、科学の考え方がある世界ではいろいろの実験と研究によって我々の科学と同じような体系になっていると思われるのだけど、そうではないとしたら、たとえば再現性がないとか(でも、いかなる意味でも再現性を拒否してしまうような現象って生活に役立つように使いこなすことができるとは思えないのだけど)、科学という考えかたがないとか(これはだけど、我々の歴史の中でもいろいろの実例がある状況だと思う)、あるいは魔法の根源に迫ろうとする研究は禁止されていて魔女のごとく迫害されていたとか、そういうことがあるのかなと思う。
あとは、「ちゃんとした理科教育を受けてないんだけど現代文明を不自由なく使いこなせている人」の世界観って魔法っぽいのかなーとか(高度に発達した科学は云々という話ですねこれ)、科学がマナー的な体系に変容した世界のこととか(たとえば結婚式のご祝儀を三万円にするみたいな感じでテレビをコンセントに繋ぐとか(これはあまりいい例ではない))。
こういうの、それこそ科学史をまじめに研究している人がいろいろ考えるとおもしろいのかなーとか思ったりはする。そういう創作物ってあるのかな、とか(この場合それはSFに分類されるのか?テッド・チャンはSFとファンタジーについてなんと言っていたかな)。
今夜はこれからお風呂に入って(急がなゃ)、アニメを観て、本を読んで、寝ます。明日は会社の前に郵便局にゆこう。実家から通帳が届いたから、住所変更をしてもらいます。