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Sと六本木ヒルズの美術館で
http://www.roppongihills.com/feature/metabolism/metabolism.html
を見てきました。
僕の建築に対する興味というのは、(どうせこれはなにかの受け売りなのですが、)人間の精神の形はそれに一番近い壁の形に沿うようになるみたいなことを思っていて、たとえば階という概念をとっぱらうとか、そういう想像力の予感に由来するのだけど、今日見たのはむしろ外側の形をどうこうすることに重点を置いたものでした。メタボリズムという単語の意味するところはよく知らないけれど、ユニットで構成されていて離合集散の容易いものを目指すという印象です。巨大構造物?
ああいう巨大構造物の中で育つ子供たち、という世界観にはすこし憧れます。海に浮かぶ巨大構造物の内側で完結したライフスタイル。住所と呼ばれる識別子は文字列の形式ではなくそのままその場所を意味する(たとえば「ユウダ」という地名を聞いてもそれがどこにあるのか知らない人にはわかりませんが、「D棟52階西3-17」ならばわかるわけです)。空き地行こうぜ、とか、なんかそういう(時間が無いので投げる)
あと、自宅と共有空間が近すぎるのは落ち着かないなあ、みたいな話をしました。共有空間から自宅へ戻るあいだに、意識を落ち着かせるために独りで歩く時間が欲しいな、みたいな。
あとお昼に食べたオムライスがおいしかったです。でもオムライスは魚より食べるのがむつかしいですね。
(ああ、日付が変わってしまった……)
さて、今夜は奨学金の申込書類とレポートを書いて、論文を読むのはだいぶ諦めつつあります。でも一通りのことは答えられるようにならないとな。