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仕事、はほとんどしてない。政治活動をしていた。政治活動というのは比喩的な(あるいは文字通りの)意味で、つまり労働環境を改善するための議論をしていた。僕はそんなに議論が巧いほうではない、すくなくとも相手を誘導することができるほど巧くはないけれど、少なくとも論理性を失うことのない展開はできたと思う。
その後は会議。当初の題目は、要するに社長が社員に対して展開する「VALUE」について説明し、それに沿った評価基準を僕たちが提案する、という会だったけれど、僕はそもそもそんなものに同意した覚えがない(内容云々以前にプロセスとして)し、仮にそれを認めたとしてなんでそれを決めた方ではなく決められた方が評価基準を提案しなければならないのか、などのさまざまな疑問があったので、僕が社長にガチ喧嘩を売る会になりました。まあ、でもそれはそれでよかった気がする。僕はこれを機に、もう社長にビビらなくなったし(いやもちろんそんなシンプルではないですが)、僕たち(フワッとした共同体意識)の抱いている不信感は伝えられたと思うし。これからどう動いてくるかみたいな所はあるんですが、でもまあ、僕としては勝ち得たものがあるとは思います。良かった。めちゃくちゃ疲れたけど。
夜は会社の忘年会でした。別の取締役に話を聞いたら「正直最近取締役も忙しすぎてきちんと議論できていない」みたいな回答が返ってきました。まあ忙しいのは知ってるし仕方ないのも知ってるんですが、それを全肯定されるとちょっとなあという気はします。この辺は交渉ですかね。実務との。
はあ疲れた。本当に疲れた。明日は夕方からほこらんさんとねておきたさんと鍋をします。当初は闇鍋という噂だったのだけど、僕は健全な鍋が食べたいのでやめにしようと言いました。冒険をするには僕はもう歳をとりすぎてしまったのだ。
"Don't trust over thirty"みたいなこと言いますけど、そして三十になった今こそその意味はよりわかるんですけど、正直お前は二十歳のころからもう信頼できない奴だったぞ、と思う。二十歳のお前は、十七歳の僕が見たら怒鳴り散らしたくなるくらい、信頼できない奴だったぞ、と。