0821
今日は昨日よりはまあまあ元気だった。このまま元気になっていってくれるとうれしい。
仕事は難易度の高そうなクラッシュ対応……と思っていたが普通にレビューしたり別の作業したり検討をしたりしていたら終わってしまった。検討するのは難しい。僕は自分が考えごとをしている途中で自分が近視眼的になっていることを自覚して考え直す、ということを何度も行うけれども、それでもあとからやはりあれは近視眼的でよくなかったと感じることが多々ある。これは誰しもそうなのか、訓練でどうにかなるのか、そういったことはまだ謎に包まれている。
最近は世界史の入門的な本を読んでいます。僕は中学高校と世界史にまじめに向き合わずにいたので、まあ試験をパスするためになんか覚えただけの単語たちがだんだんと繋がっていくのがすこし楽しい。これらの単語たちはやがてまたバラバラに戻ってしまうのだろうけどもね。
それはそれとして、世界史を学ぶには地理がわかっていないと厳しい。そういえば中学の授業も地理が一年生で世界史が二年生だったなと思う。ヨーロッパの国々が(現代において)どんな並びになっているのかを理解していないと世界史の話はイメージが持ちづらい。
あまり関係ないが、ヨーロッパの1000年代はわりとめまぐるしく変転していくのに対して、アメリカ大陸はヨーロッパから「発見」されるまですごくゆるやかに物事が進行している、というか雑に千年流されたりする。これは単に記録がないだけなのか、それとも(読んでないけど)「銃・病原菌・鉄」で(たぶん)語られているような文明の発達要因的な問題なのかはよくわからない。いま僕らが数年ごとの選挙で一喜一憂しているのも五百年後には「この時代はこんな感じでした」みたいな一言で片付けられうるのかな、と思うとすこし不思議な気持ちになる。そうはならないのかもしれないけど(だとしたら五百年後の学生は大変だろうな、覚えることが多すぎる)。
明日も仕事。今夜はひさびさにお酒を少し飲んでいる。これで具合が悪くならなければ治ったことにしよう(なにその判別法、ばっかじゃないの)。