0521
昨晩は行為の哲学についての本を読んでいました。我々がある行為を「意図的に」行うとはどういうことなのか、ということ。この本はその先、つまり「意図しないで」行為してしまったことをどう扱うか、みたいな話が本題っぽいのであまりこの話に深入りはしなかったのだけど、要するに「意図とは、ある行為の理由を問われたときに回答されるものである」みたいな話をしていた(アンスコムとデイヴィドソンのお話らしい)。なるほどと思う。
我々は結局世界を回顧的にしか見られないのだから、意図というものがそのようにあっても構わないだろうと思う(それは決して「後付けで」「作られた」理屈、と呼ばれる必要はないだろう)。ただこの本は、それを「実在論的でも反実在論的でもない」と呼んでいて、それはよくわからないなと思う。実在論的ではない。でも、そうではないのに反実在論的ではないとはなんだろうか。「実在とか反実在とかそういう話じゃない」というのは、十分に反実在論的じゃないのだろうか。実在ってなんだ?よくわからない。
今日も仕事は不具合対応をやった。今日も活躍できた感じがある。活躍するのは楽しい。明日はそろそろ本業に復帰する(やることと納期が確定したっぽい)んだけど、まあちょっとは手伝いを続けるだろう。
今夜は無意味にお酒を飲んでいるので(そういうのやめるって言いませんでした?)特になにもしないで寝ると思います。フニ〜。