andante

「詫び石」の慣習だけが残り、誰かに謝罪するときにはきれいな石をいくつか見繕って差し出すようになった遠未来。

「詫び石」、枯山水の用語のようでもある。「中心をすこし外して置かれた詫び石が、なんともいえない趣を醸し出しています」。

昨晩はVM変換器の第一段階を終わらせて、ちょっと最適化めいたことをしていました。レジスタが２個しかないし即値代入ができるのが１個しかないので、ポインタに演算してスタックを触る、とかの場合にキマジメに演算するよりも+1命令（これはALUだけでできる）を積み重ねたほうが短くなったりします。これもっと便利なCPUを作ったほうがいいんじゃないかなあ。でも制御コードは16bitアーキテクチャのいっぱいいっぱいだしなあ。でも実在の16bitCPUは乗算とか除算とかできたはずだし、ちょっと仕組み自体が違うのかも。このへんってヘネパタ？パタヘネ？あたりを読むとわかるのかな。そこまでガッツリやるつもりは別にないんだけど。

お昼から散歩にゆきました。9kmほど歩いたようです。上野には大きな公園と科学館と博物館と美術館があるのだと、知ってはいたけれど、そういえばこういうところなんだったな、いいなあと思いました。手をつないだ男女がたくさんいて、ああ、いいなあ、僕も独りじゃなくて来たいなあと思いました。何年も前に行ったことあるはずなんですけどね。
あとは何枚か写真を撮りました。歩いていると、ほんとうに些細なことでもなんとなくおもしろく思えることがあって、そういうときに写真を撮るのは楽しいなあと思います。これは別にいいカメラが必要というわけでもないので、iPhoneのカメラで十分です。
でも空がきれいだなと思ったときは、やっぱりいいカメラがほしいのかもしれません。
http://twitter.com/necocen/status/667963495288172544/photo/1

夕方に帰ってきてVM変換器をいじっていたらfから飲みに誘われたのでf,λと焼肉を食べました。焼肉って久しぶりな気がする。あいかわらず禁酒中だったけど楽しかった。
そのあと彼らに誘われてシガーバーというところに行きました。僕はお酒も煙草ものみませんでしたが。彼らは一本で千円だかする葉巻をふかしていました。すげえ、こんなのマンガか映画でしか見たことないぜ。あと馬刺がおいしかったです。

彼らに会うのは一時期すごく気後れしていたことがあるのだけど、今はそれほどでもありません。これは僕が自分の日々やっていることに以前より自信を持てるようになったから、かもしれないし、単に精神の工合が良くなってきているからなのかもしれません。でもまあ、やっぱり僕なんかと比べると彼らはずいぶん良い暮らしをしているような気がするな。僕はいつになっても子供みたいだ。そうでありたくないと思うような気もするんだけど、そうでなくありたいともあまり思わない気がする。こういうものをどのように解決すればいいのか、僕にはまだよくわからない。

これからお風呂に入って、それからVM変換器の続きをやります。今夜のうちに関数呼び出しまで書けると思うんだけど、複数ファイルに対応するのはまだあんまり考えてない。まあ難しくはないでしょう、rubyだし。

昨晩はVM変換器を一応完成させました。関数からの戻りに不具合があって（最適化に失敗していた）ちょっと手間取りましたが。でも、次の章から使う標準ライブラリを含めたプログラムを変換してみたら、行数が$2^{15}$を超えたので、これはもうCPUエミュレイタでは実行できません。この先はVMエミュレイタでやるしかないのか……

と思ったけど、関数呼び出しとかを共通化してやればもっと短くできるかもと思ったので、今日はそれをやりました。そしたら43530行だったのが30565行まで縮んだので、やったー実行できるぞと思ったのだけど、実行してみたらなんだか動作がおかしいです。スタックポインタがメモリ領域を超えている（いわゆるスタック・オーヴァフローってやつだ！）ようなので、callかreturnのどちらかが壊れているのだと思うのですが、本に載ってるテストコードはちゃんと動いていたので謎です。元のプログラムはさすがに巨大でデバッグできないので、なんか自分でテストコード書かないとだめかなあ。あるいは元のプログラムをVMエミュレイタで確認するのもいいかも。

あとは「屍者の帝国」原作を読んでいます。三年前に初めて読んだときはまあ普通におもしろいなあとしか思ってなかったけど、いま読み返すと円城塔らしさがガンガン出ててめっちゃ楽しい。今夜読みおわると思う。あーでもVM変換器いじるのとどっちやろうか。そういえばVM変換器、末尾再帰最適化とかもしてみたいよね。再帰っていうか、あれでしょ、末尾の関数呼び出しでスタックそのままにしておくやつ。

明日もまだ休み。うれしい。

フィボナッチ・サインって去年か一昨年かどこかで言ったと思うんですよね。もう日付に言及するのやめたほうがいいかもしれない。今年の僕が思いつくようなことは去年や一昨年の僕も思いついているんだ（そんな寂しいこと、言うなよ……）

昨晩はVM変換器のデバッグをしていました。ニーモニックにつけたコメントとCPUシミュレイタをためつすがめつしながら試していたら、結局僕の小賢しい最適化（の失敗）が原因でした。呼び出しされない関数の定義を出力しないようにしたつもりだったのが、関数宣言の行だけ外して本体はそのまま出力していたというアレなミスでした。なにそれ。バカじゃん。まあ深刻なロジックエラーとかじゃなくてよかった。しかもそれを直したらまた行数が減って23579行になりました。やった、これならもうちょっと長いコードでも実行できるぞ（とはいえまともなOS載せたいならやはり無理があるだろうし、そうするとアーキテクチャを考えなくちゃいけない、でもそういうことするならCPUシミュレイタも別のを用意しなきゃいけないよな）。

今日は特になにもしていません。本を読もうと思ったけどあんまり読んでいない。昔買った結び目理論の本をちょっと開いてみたけど思ってたよりガチだったのでウームと思いました。これはなー。

あとトークナイザを書こうと思ったけどあんまりやる気がなくてぐんにょり。これブロックコメントとかちゃんと対応しようとするとけっこう面倒なのね。まあ言語処理系なんてみんなそうか。普通はあれでしょ、このへんは自動生成なんでしょ？まあゆっくり書こう。文法がシンプルなのでそこまで難しくはないはずなのだ。

それよりちょっと具合が悪いです。軽い頭痛。うーむ。

さて三連休も終わりです。三連休の神髄は三日続く休日ではなく四日で終わる平日にあるのじゃよと、言ったのは誰だったか（僕だけど）。

https://www.youtube.com/watch?v=A1oxh8Z-2ko
そうそう、こういうのだよ、こういうの。

昨晩は予想通りあんまり眠れませんでした。そのせいか今日は頭が痛かったりぼんやりしたりでだめでした。単に寝不足というだけじゃなくて普通に風邪かなにかっぽいです（さっき計ったら微熱だった）。またか。僕はいったいいつになったら健康になれるんだ。

仕事はDB構造の検討など。一応概略は決まったので、明日はAPI叩いて保存するなどすることになると思うけれど、ペジネイションやら中断やら引っぱって更新やらの状態管理がまだうまく扱えていないから、そのあたりをもうすこし考えなくては。

レキサ書く話は、ブロックコメントめんどいにゃん〜と思いつつとりあえず方針は決まったのだけど、今夜は早く寝たいからたぶん手をつけません。方針だけメモしておくと、advance()の中で次のトークン文字列とトークンタイプとを決めてしまうことになるだろう、という感じ。あと、たぶんhasMoreTokensは使わないな。advanceがnil返せば済む話だし。

明日は病院に行くので早起きしなくてはなりません。そういえば円城塔の「プロローグ」が届いたので、待ち時間に読みましょう。

昨夜は比較的早く眠れたので今日は比較的気分がよいです。ちょっとお腹の具合が不穏だけども。あとしんどさはあるけれども。

仕事の前に病院。まあ調子がよいようなので様子見、という感じ。うーむ。このまま良くなってくれればよいのだが、と思うのはいったい何回目だっただろうか。はあ。

仕事はあまり順調ではない。画面さえできてればAPIなんて３秒で呼べると思っていた三ヶ月前の僕を撲殺したい。ほかにもタスクあったとはいえ一日仕事じゃねえか。しかもまだ細部に未検討事項が残っている。厳しい。まあ、大まかには片付いたし、明日から先は本当にただ繋ぐだけ、になってくれるはず。あーでも編集のときの挙動まだ考えてないな。このへんの正解が見えない……（このプロジェクトの中で見つけたい）。

円城塔「プロローグ」読んでいます。普通にエッセイという感じ。私小説を自称しているけれど私小説ってこういう感じなんだろうか（そういえばそんなもの読んだことがない）。それよりも自然言語処理演習ノートという感じがする。「エピローグ」の登場人物たちが無造作に生成されたりしており油断ならない。読みおわったら再読しなくちゃいけないんだろうか。

物語自動生成、一つ二つぽろぽろと出てくるだけならまだしも千とか万とか億とか打ち出されてきたら世界観変わるだろうなという気がする。そんなのもう読めないじゃん。読めば面白いことがわかっているものたちがただ読み切れないという質量をもって立ちはだかるという感じ。もはや誰にも読み切れなくなった物語の山は、それは、それはいったい何だ？（それ以外の何かで有り得るとでも？）

物語幾何学。意味は未定。

「どこにいるのかは問題ではありません。会いたいか、会いたくないか、それが距離を決めるのよ」ってたぶん真賀田四季博士の科白なんだけど、「トイレが近い」みたいな話だなあこれ、とふと思っておかしかった。

さて、髪が乾くのは何時になることやらということですが今夜も早くねむりたい。今夜は読書したいのでレキサはまた先送りかなあ。週末にガーッとやりたい。

昨晩は早く寝ようと思っていたのに「プロローグ」がおもしろいせいで夜更かししてしまいました。そのせいで今日は具合が悪い。馬鹿か僕は。そうだ、僕は馬鹿だ。

仕事は不調。具合が悪かったせいもあるし、ちょっと特殊なリクエストパラメータに手こずったせいでもある。しかし前々から考えていた部品はうまく繋がってくれたので、これに関しては喜んでよいのだろうと思う。やったー。

「帰社」を「会社から帰る」の意味で使う人がどの方向にも満遍なく分布している感じがあるのだけど、これはたぶん「退社」に退職感があるのが悪いんだと思う。「退勤」なら誤解の余地がないけど、なんとなく対外的に使う言葉じゃないような気がする（気のせいか？）。これが学校なら下校というのだから下社とでも呼べばよいのではと思わなくもないのだが、学校は登校するけれど会社は出社するものである。出社するのなら反対は入社だろうと思ってみて、それはまた全然違う意味の言葉と決まっている。日本語ユーザ諸君はこれまでいったいなにを考えていたのか。

二次元美少女イラストに対して「そこで下着を見せてしまったらすべての文脈（？）が変わってしまうだろうが」というような憤りを感じることがときどきあるのだけれども、しかし作者は最初からそのつもりで描いているのだろうからこれは僕の読み間違いの話ということになる。あるいは下着が見えたくらいですべてを持って行かれてしまう僕のアレ（ぼやかす）の問題なのかもしれず、しかし、しかしですよ。

さて、とにかく疲れている。にゃーにゃーにゃー！つーかーれーたーのー！やーだー！そう、こういう日が誰しもあると思いますが、今の僕がちょうどそれです。にゃーにゃーにゃー！

ｷﾉﾄﾔﾉﾊﾞｰﾑｸｰﾍｰﾝ!

友人の誕生日だったような気がするし、そうではなくて僕がなぜかずっとそう勘違いしているだけの日だったような気もする。

観察によってわかったのですが、寝ている間にどうも肩が露出してしまっているらしく、とても冷えている。ケープを買うといいよと教えてもらったのでそうしようかなと思う。こういうのは僕じゃなくて鷺沢さんとかに身につけてもらいたいと思ったりはする（そうですね）。

お昼から仕事。今日はまあまあがんばったと思う。結局入力フォームというものの正解は見えないままだ。今回試した手法は、まあ異常な複雑さが顕わになるということはなかったけれど、やっぱりあまりにも泥臭いと思う。これはもうリアクティヴとかそういう方向に進むしかないのかもしれない。少なくとも単に入力フォームを云々するだけならそこまで繊細なアニメイションは要求されず、わりとモデルの都合だけで進んでもいい、のかもしれない。そんなこともないかも。

あと、PerfectというSwift製のサーバサイドフレームワークの話を聞きました。モチベイション的にはモデルの共通化なんかができるところがおいしいのかなと思ったり。とはいえこれもCoreDataに繋いでしまうとまた取り回しが効かなくなったりするのでしょう。CoreDataとWebAPIの兼ね合いは、これはもう、JSONをデシリアライズしたものをメインに据えて、CoreDataは影のようなものにしてしまうのが正解のような気がしてきました。
（たとえばObjectMapperなんかで）型安全にJSONシリアライズ可能なモデルクラスをサーバサイドとクライアントサイドとで共有して、間の通信はJSONでやりつつそのへんは隠蔽してしまって、などとやると綺麗な感じになるのかしらん。夢だ。

来週は僕がなにか喋る順番なので、たぶんAutoLayoutのヘルパライブラリの話なんかすると思います。準備しなくちゃね。

さて週末。明日は歩きたいかなあ。ちょっと持病の調子がよくないのだわ。あと言語処理系。

４月３日は「良さの日」です。身近にある良さに感謝しましょう。

恋に落ちる際にはまず角運動量を殺さないと、楕円軌道を描き続けることになります。

昨晩はトークナイザを作りました。例によってrubyで正規表現使いまくりとかであんまりよい回答ではない気がするけれど、まあそのへんのめんどくささと正面から対峙するのが目的というわけでもないのだし、これでいいかな。今夜コンパイラを作ります。あとコード生成に入れたらいいと思うけど、あまり夜更かしすると月曜日がしんどいのでそうしないようにしたい。

今日はお昼過ぎに起きて午後に散歩にゆきました。五時を過ぎたくらいで一気に暗くなってしまって、ああもう冬だなあ、と思いました。だいたいもう十一月も終わりってことは十二月になるんじゃん。マジかよ、超冬じゃん。
歩いていたらなんとなくそんな気がしたのだけど、もしかすると2007年の二月に東京に遊びに来たときに通った道をまた通ったかもしれません。場所的に矛盾はないし、なんとなく覚えがある名前を見かけたので。もしそうだったらおもしろい。別にどうでもいいけど。

http://twitter.com/necocen/status/670531119360544768/photo/1
こんな写真を撮りました（これ、本当は普通の天地で撮ったのをあとから逆さにしました（iPhoneのカメラは勝手に天地を合わせてくるので逆さの写真って撮れないんじゃないか？））。単にきれいだなーと思って撮っただけでしたけど、よく見るとなかなか趣があるなあと思います。
ところでこれ、「街の風景.wav」に改題したいですね。ほら、wavっぽいじゃん、波形が。（この冗談、必要か？）

さて今夜はアニメを観るのとコンパイラを書くのと。これからお風呂に入ります。

今月初め、Google Cloud Platformの無aaS（無 as a Service）サービスである「Google Cloud Void」の一般提供が開始された。本記事では、先月一足先にサービス開始となった「Amazon Vacuum」との比較検討を行う。

ハヴァグッドミート。（いい肉つくろう）

昨晩はパーサを完成させました。LL(1)文法は楽でいいわい、と無邪気に思いました。そうじゃないところも先読み１個だけだからそんなに難しくなかったし。でも設計？考えるのがけっこう面倒でした。面倒というか、うまく決まらなかった。

今日はなにもしていません。本当になにもしていない。アニメを観たりはした。今夜はコード生成をやりたい。たぶんシンボルテーブル作るところで終わると思う。

「異常」という単語には、単に異-常あるいはab-normalであるという以上に侮蔑的な意味があるけれど、それってどうなんじゃろと思ったりはするわけです。そのような用語法は「正常」のほうをも歪めてしまう、人は結局どこかしら平均から外れた部分があるものだということを覆い隠してしまうのではないだろうか。
でも、そんなことはどうしようもないことなのかもしれない。理性は、システムは、それにどう立ち向かえるだろうか。

持病の調子が悪化してきた気がする。ううむ。

昨晩はシンボルテーブルとシンボル解決をおおむね書きました。サブルーチンのシンボル解決だけまだやってない。クラスメソッドの可能性もあるから地味に面倒だけど、まあ誤ったコードが与えられないと前提できるならけっこうバッサリ簡略化できるのかも。そう考えると世間で使われているコンパイラたちはちゃんとエラーメッセージまで出してきて偉いなあと思います。偉いなあ。

あとはマンガ読んでました。
http://mangag.com/products/detail.php?product_id=18662
まあ、状況や雰囲気から予想されるよりはだいぶおもしろいなあという感じで、ただ一般的におもしろいものなのかどうかは僕にはよくわかりません。でも多少ベタだけど子供向けのストーリーとしてよくできていると思うな。なんとなく「はてしない物語」を思い出したけど理由は謎です。（ああいうお話を子供の時に読めたのはよいことだったなあと今更思う。今度実家で再読しようかしら。）

お昼から仕事。進捗いまいち。そろそろ落ち穂拾いと不具合修正のフェイズに入りつつあるのかなという感じです。これまで目をそらしていた複雑さがどんどん立ちはだかってくる。うーん、大変だ。まずは問題を整理しなくては。

今夜はマンガ読んでシンボル解決やって、時間があったらいよいよVMコード生成をやりましょう。持病の調子があいかわらず悪い。

よく知らない誰かが聞いてもいない事実を聞かせてくるたびに僕はこういうことはするまいと思うので対人スキルが上昇している気がするのだが、しかし実際に対人シチュエイションになればきっと僕も嬉々として聞かれてもいないのに事実を述べてしまうのだろうなと思い、人生とはままならぬものだと思う。そうやって人はやさしくなるのかもしれないし、やさしくなって何が嬉しいんだとも思う。