0423
昨晩はクンマーによるフェルマーの定理の部分的証明を読んでいたのだけど、途中で引っかかってそのまま寝てしまいました。今日会社行く途中で考えたらわかった。
お昼から仕事。あいかわらず不具合対応だけど結構重たかったので他のことする余裕はありませんでした。NavBarとToolbarを正しく隠す方法を編み出したので社内のQiita:Teamに記事を書きました。
あと前に作ったグラフビューが、アニメイションに注力したあまり即時更新する方法がないことに今更気づいたので泣きながら仮実装。まあこれでうまく動くようだしとりあえずこれでよいか。
僕が語りたいことは、ノベル・ゲームの体裁をとるのが適切なのではという気がしてきた。ノベル・ゲームにおける独我論と超越論。たぶんお話はこうなる。主人公はある日世界の背後にあって世界を構成している特別な言語に触れ、プレイヤーの存在に気づき、次第に特別な言葉で心を通わせるようになるのだが。しかしやがてはプレイヤーのことを忘れ、「特別な言葉」など実はなかったのだと気づく。
世界を構成している特別な言語とはゲームのスクリプトのことであり、プレイヤーと話す特別な言葉は縦読みによって構成されている。そこでは選択肢はプレイヤー自身の選択である。しかしそんなものがあると知っているのはプレイヤーだけであり、主人公は「知っている」だけである。だから主人公はやがてそのことを忘れてしまう。世界を構成している特別な言語など全くのナンセンスであり、世界の外側と会話するための言葉など(他の無数の「特別な」言葉たちと同じく)でたらめである。それは確かに世界を構成する言語であり、またプレイヤーに語りかける言葉であるにもかかわらず。
探せばもうありそう。