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脳を繋ぐ実験。二つの視野。四本の腕。それらが元と同じに使えるようになったとき。当たり前ながら存在する別の自我。行動が認識に先立つのなら、行動を二通りに解釈する二通りの自我がいたってかまわない。それはつねにいても良い、ただこのケースに限ればそれは元々あった二つの脳それぞれに宿った自我と深く関係していうる。それぞれの身体で名前を書く別々の自我の別々の解釈。自分の右手とは。
分裂の時。涙の二通りの意味。
自我はなくてもよく無数にあってもよく、その間をいったりきたりするような。多重人格の数えられなさとも絡めて。
学会二日目。今日はそれほど仕事はなく。本を読んだり、途中でバイトに抜けたりしました。バイトにスーツで行ったら笑われました。
「詩羽のいる街」読了。
理性で人間が救えてたまるか、というのが僕の立場なのだけど。
「マンガは哲学する」読了。
当然ながら知らない作品のほうがずっと多い。そう、僕はマンガというと少年誌のことしか知らない感じはある。
内容はまあ、へえこの話をマンガにしてるひともいるんだー、というような。いくつか読みたいものはあり。
あと、自我についてちゃんと闘ってお話をつくりたい、ともう一度思った。冒頭のめもはそのときのもの(書いたのは今だけど)。
今夜も夜更かしはしません。すこしは本を読むけど。明日も学会だけど、会場がちがうのですこし朝は遅くてもよさそう(そんなに違わないけど)。