andante

2012-08-21

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嫌なら見るな


僕は大多数の人間よりもつらい毎日を過ごしている
そんなことはないという主張を僕は信じない
だけど僕にはこれを認めさせる方法があまりないせいぜいが死んでみせるしかないそうしてやっとああこいつはどうやら普通ではない状況にあったらしいぞと認めさせることができるそうしてやっと僕がどれほど本気で日常の改善を望んでいたか僕の馬鹿げたクズ人間賛歌を装った主張がどれほど心の底から望まれたものであったかそれをようやく知るであろう
でもそれでは足らないそんなもの結局のところ取るに足らないことだ一度その断面を見せつけられた人間だって結局その大半は僕をかわいそうなイレギュラに例外的な失敗作に決めつけて丸め込んで忘れてゆくだろうあいつは例外あいつは普通じゃなかったからかわいそうに
でもそうじゃない多数派ではないけれども異常でも例外でもない程度の人間が存在して同じ程度に苦しんでいると僕は思う僕の死がそんな風に例外として処理されてしまうことはカウントダウンの数字を一つ進めることにしかならない
どうでもいい

生きているだけで価値のある人間の存在なんてだれも信じてはいない私には価値がないから死にますと言えばそんなことはない生きていることには価値があるのだと説くけれどもそんなら生きますと言えば価値を生産しろと五月蠅いみんな我慢しているんだお前だけ甘えさせてなんかおくものか
だったら人間なんてみなやめてしまえばいい

絶え間ない努力の対価としてしか幸福を得られないのなら僕にとってそんなものは幸福でもなんでもないそれなら僕に幸福はないそれならどうして僕は生きなくてはいけないのか
僕は僕を人質に社会と戦うには社会に対して価値がなさ過ぎる

他人に迷惑を掛けずに死ぬ方法がないのはかなしい
しかし社会だとかが人間を幸福にする必要なんてもともとないのだから仕方が無い僕が不幸だなんとかしろと声を上げたところで僕は僕を人質に社会と戦うには価値がなさ過ぎる

社会に背を向けるもっとも安定した手段は大金を得ることなのだろう
もしも僕が僕を人質に社会と戦えるようになったら僕は戦うだろうか

一定量の血と汗と涙が流されていなければ価値を見出せないような人間のためにこの身体を差し出すのは嫌だ
我慢競争によって見かけ上の成長を捏造するのは間違っている競争というシステムが最適解を用意しているわけではない

お母さんは楽して生きてもらうためにあなたを賢く育てたんじゃないのよ
僕はなぜ生きているのか

死にたい隠れたい失われたい逃げたい退場したい
僕が幸福になれる可能性が寸毫ほども残されていないこの社会という場所から脱出したい逃亡したい失踪したい
いまなら心から言えるすこしくらい貧しくてもいい本が買えない月があったっていいし一日一食の月があってもいいただ苦労のない生活がしたい僕の余裕のある部分だけを差し出してそれだけでうまく回ってゆけたらいい僕はもう自分を磨り減らせるのなんてまっぴら御免だ

ここにこんなものを書いたって誰も理解してはくれない残念ながら僕は当分は死ねないだろう(怖いからそれにまだ僕はなんだかんだいって学生だし楽しいときだってあるこれは本当だだからどうかまだ心配しないでほしい)だからこれを読む人間だって多くはないし読んで本気にする人間も多くはないし僕を長期的に助けてくれる人など絶無だ(そんなことされてもびっくりするばかりである)
でもこれは僕の遺書の一部としてここに置いておくもし僕が死ぬことがあったらこれが僕の遺書だ死ぬまで願っていたことだ生きるのをやめた理由だ

すぐに忘れられるとしても


前半部分のことはどうか気にしないでください

朝から研究所へ師匠と光学系のセッティングなどとはいってもケーブルを探して奔走していたばかりでしたがでもレンズ一個つけましたあれでいいのか心配光学機器の扱い方も憶えてゆかねばなりませんね

あと準ボスにパソコンの相談したら買ってもいいと言われたのでちょっと探してみます計算屋さんなんだからそりゃねえって言われました前に言ってた構造のシミュレイションとりあえず設計はできたと言ったらびっくりされたしちょっと調子がいいですごきげん猫

夕方からバイトひさびさオフィスが移転したと聞いていたのですがびっくりしました広いです入り口からデスクが遠いです自販機とかあるしなんかでもホワイトボードが遠くになってしまって寂しいです頼んで壁に掛けてもらおうかなデスクの横にないと議論しづらい


明日は昼からドライエッチング原理について簡単に予習するようにと師匠に言われたので調べていますがもう疲れてしまってあんまり文字が読めませんさっさとねむろう