一月十八日ですけど!
ほらまたすぐに調子に乗るんだ。
二限は物理学ゼミナール。中性子の電気双極子モーメントの測定の話。スピンは空間反転に対して+で時間反転に対して-なのに対して電荷は空間反転に対して-で時間反転に対して+なので電気双極子モーメントが見つかると時間反転に関する対称性を破るらしい。自分で言ってよくわからない。まあ言ってるのは僕じゃない。
発表担当の最終回が絶妙に実験レポートや期末試験期間と被るので死にたいなーと思っていたのですが、最終回は先生が担当することになったようなので、僕の担当は一回少なくなるのか、ラッキィ、などと思いました。遠回しな戦力外通告の可能性はつねに検討されています。まあ、だいじょうぶでしょう。
三限は量子力学III中間試験。いろいろな定義が謎の悲しい試験。ボルン近似だけ覚えていけばどうにかなると思いましたがあまり覚えていませんでした。がっかりです。部分波展開もなんか境界条件から係数が決められなかったし。おかしいな。デルタ関数型ポテンシャルだからかなあ。いやそんなことは。などなど。対数微分を取れば係数部分が落ちてくれたのか、とか謎。まあ情けはかけてもらえるでしょう。
四限五限は演習。同種粒子の散乱問題の発表。僕が黒板の前にいるあいだ、教室が水を打ったように静まりかえっていたような気がするのだけど気のせいだといいなと思う。いつもそんな気がしている。まあ僕が黒板に向かってしゃべっているせいもあるでしょう。脚が震えました。慣れないなあ。
発表自体はつつがなく。しかしそろそろ第二量子化とかそのあたりを勉強しなくてはならないな。本が必要
さて、とりあえず苦難はひとつ乗り越えて、あとは演習VI発表準備(21まで)、演習VIレポート(28まで)、実験レポート(2/2まで)、あと流体力学と統計力学と物理数学と量子力学と現代実験物理学とプログラムの数理と幾何数理工学の試験勉強が必要です。多くないか。
とりあえず今夜はゆっくりします。流体力学の教科書を読んでいます。ジンジャーエールはおいしい。これが一段落したら相転移の本と「圏論の基礎」でも買ってみようかなと思います。春休みに読めたらよい。あー、場の量子論が先か。並行するほど器用でない気がするし。