0926
昨晩は母とskypeで話しました。死をちらつかせて脅迫するのはやめろ、と言われましたが、たとえそれが脅迫に過ぎなかったとしてもそれとも真実死が迫っているのだとしても、僕は同じことを言わなければならないだろう、と言ったらすこし話を聞いてくれました。とにかく先生方と相談して、お父さんにも話して、結論を急がないように、と言われました。
お昼前に起きて(ほんとうはもっと早く起きるつもりだったのですが、うまくねむられなかったので遅くなりました)、メールを三通書きました。バイト先の社長と、父と、研究室のボスに。それで、社長からはすぐに返事があって、中退でも雇ってくれるよと言ってもらえて、あとの二通はすぐには返事が来なかった。
それから研究室に行って、図書室でバイトの作業をしていた。こういう時間がやはり落ちつくと思う。夕方に同期と夕飯に行って、すこし話を聞いてもらった。やっぱり、ここで逃げることは長い間僕の人生に影を落とすことになるだろう、みたいな話とか。だけど僕はもうつかれてしまったのだよ、とか。
僕はもう僕がどのくらいつらいのかわからなくなってしまった。自分の感情を疑いはじめたのがいけなかったのだ。自分が自分を欺く可能性に足をとられてしまったのがいけなかったのだ。僕は死にたくない。でもこのまま続けていたら発表が怖くて死んでしまうかもしれない。ほんとうに?それはほんとうに?だって一月も三月もあんなにつらかったもの。ほんとうに?それはほんとうにつらかったの?だっていまもこうして生きているじゃない、つらいつらい言っても元気に生きているじゃない、でもいやなの、もうあんな気持ちになるのはいやなの、どうして?別に死ぬわけじゃないのだし、我慢できるってことが証明済みだというのに?でもいやなの、僕はもう二度とあんな気持ちになりたくないし、今度こそ僕は死んでしまうかもしれない、それがおそろしいんだ!そうやって逃げてばかりいて、みっともない、格好悪い、僕はそうやって今後も些細なことで逃げ回り続けるつもりなのでしょう?
夜に家に帰ってくると父からメールが返ってきて、休学は可だけど卒業はしろ、と言われた。でも、でも僕はもう休学したって状況が良くなるとは思えません。二ヶ月も休んだのに研究に対する意欲は結局戻らなかったし、半年間カウンセリングを受けつづけたけど発表に対する恐怖はまったく消えなかった。それなのに、終わりの見えない休学に突入して、僕はそれで状況がよくなるとはもうまったく思えません。
ボスからもメールが返ってきました。とりあえず明日は研究の話を聞かせてほしい、もちろん貴君の気持ちについても話を聞く、ということだった。だから僕はスライドを作らねばなりません。研究をやめたい話をしにゆくのに研究の進捗スライドを作るなんて、なんだかおかしいけれど、とにかく明日は研究の話をしてこようと思います。
なので今夜はスライドを作ります。ほんとうは昼間に作っておこうと思っていたのだけどバイトしてたら時間なくなっちゃったし、家に帰ってきてからもうとうとしたりしていてぜんぜん時間が取れなかったので、これから作ります。まあだけど、準ボスと定期的に議論しているし、そのときのスライドを寄せ集めればとりあえずなんとかなるでしょう。朝が早いのだけが心配。
明日はボスと面談、午後はバイトにゆくつもりです。