総括される2011年
あまり記憶にない
一月にはまだ三年生だったはず。普通みたいな感じに日常が進んでいた。
二月のことはおそろしいほど記憶にない
三月には地震があった。それがなにか変化をもたらしたのは確かだけども、変化をもたらさないことなんてないので比較的どうでもいい、でも確実につまんないことは増えたかなって思う
四月には場の量子論のゼミを始めた。研究室配属で素粒子系を選んだのであった。今思うとそんなにこじらせることもなかったのにとは思えど、良い経験であったには違いない。
五月には五月祭があったはずだし、なんか粉体シミュレイションとかやっていた気がする。結局完成はしなかったのだけど。
六月ごろからなんか精神的に破滅していたと思う。主な原因は進路かな。やりたいことがなにひとつ見つからなかったのであった(いまもあいまいなままだ)。就職をすこし考えたり研究室ガイダンス(?)を全部休んだりした。ゼミもだんだんついて行きづらくなるし、ほんとうに精神崩壊していた。
七月はいよいよ破滅。進路が決まらない。なんかバイトに精を出していたような気もする。研究室見学には自分では行っていないけど友人に誘われたところについて行ったりした(そこに決まった)。月の終わりになんか倒れた。救急車(ささいなことでしたけど)。
八月は心身ともに破滅。前月のおわりに胃を壊したのがストレスもあいまってだらだらと続く。うどんしか食べられない生活が続き体重が激減(これはちょうど増え気味だったのでよかった)。これ以来外食に対して「残してしまうのではないか」とか「あとで戻してしまうのではないか」という恐怖を覚えるようになる。勉強はまあちょっとだけした。で、院試。あとこの頃からSとの関係がぎくしゃくする
九月は院試に受かった。一応第一志望と呼ぶべきところ。あとなんだかふらふらと名古屋に旅行したりした。Sと別れて、悲しみにくれて、それから仲直りした。自動車免許をとった(筆記試験だけ受けていなかったのだ)。二十二歳になった。
十月は冬学期が始まって、実験が始まって、くらいかしら。あまり憶えていません。ああそうだ、絵の練習を再開したのはこの頃かな。
十一月は実験とバイトばかりしていたような気がする。
十二月も実験とバイトばかりしていたような気がする。来年同じ研究室に進む友人と輪読を始めた。Sとふたたび別れて仲直りしてまた別れた。夏以来の僕の精神的な変調は改善の見込みがあまりない。
まとめてみたところでよくわからない。来年の目標は「海容」にしようと思います。内なる善と巨大な寛容、それが正しい道だと定めます。
昨年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。