九十四日前のめも 塔が伸びている。あの塔が伸び続ける限り僕らは前に進めるのだという希望に絶望を結わえつける構造。あの塔は伸び続けなければならない。たとえすこしも前に進まなくたっていい、それでも塔はそこで閉じてしまってはいけないのだ。