1121
「詫び石」の慣習だけが残り、誰かに謝罪するときにはきれいな石をいくつか見繕って差し出すようになった遠未来。
「詫び石」、枯山水の用語のようでもある。「中心をすこし外して置かれた詫び石が、なんともいえない趣を醸し出しています」。
昨晩はVM変換器の第一段階を終わらせて、ちょっと最適化めいたことをしていました。レジスタが2個しかないし即値代入ができるのが1個しかないので、ポインタに演算してスタックを触る、とかの場合にキマジメに演算するよりも+1命令(これはALUだけでできる)を積み重ねたほうが短くなったりします。これもっと便利なCPUを作ったほうがいいんじゃないかなあ。でも制御コードは16bitアーキテクチャのいっぱいいっぱいだしなあ。でも実在の16bitCPUは乗算とか除算とかできたはずだし、ちょっと仕組み自体が違うのかも。このへんってヘネパタ?パタヘネ?あたりを読むとわかるのかな。そこまでガッツリやるつもりは別にないんだけど。
お昼から散歩にゆきました。9kmほど歩いたようです。上野には大きな公園と科学館と博物館と美術館があるのだと、知ってはいたけれど、そういえばこういうところなんだったな、いいなあと思いました。手をつないだ男女がたくさんいて、ああ、いいなあ、僕も独りじゃなくて来たいなあと思いました。何年も前に行ったことあるはずなんですけどね。
あとは何枚か写真を撮りました。歩いていると、ほんとうに些細なことでもなんとなくおもしろく思えることがあって、そういうときに写真を撮るのは楽しいなあと思います。これは別にいいカメラが必要というわけでもないので、iPhoneのカメラで十分です。
でも空がきれいだなと思ったときは、やっぱりいいカメラがほしいのかもしれません。
http://twitter.com/necocen/status/667963495288172544/photo/1
夕方に帰ってきてVM変換器をいじっていたらfから飲みに誘われたのでf,λと焼肉を食べました。焼肉って久しぶりな気がする。あいかわらず禁酒中だったけど楽しかった。
そのあと彼らに誘われてシガーバーというところに行きました。僕はお酒も煙草ものみませんでしたが。彼らは一本で千円だかする葉巻をふかしていました。すげえ、こんなのマンガか映画でしか見たことないぜ。あと馬刺がおいしかったです。
彼らに会うのは一時期すごく気後れしていたことがあるのだけど、今はそれほどでもありません。これは僕が自分の日々やっていることに以前より自信を持てるようになったから、かもしれないし、単に精神の工合が良くなってきているからなのかもしれません。でもまあ、やっぱり僕なんかと比べると彼らはずいぶん良い暮らしをしているような気がするな。僕はいつになっても子供みたいだ。そうでありたくないと思うような気もするんだけど、そうでなくありたいともあまり思わない気がする。こういうものをどのように解決すればいいのか、僕にはまだよくわからない。
これからお風呂に入って、それからVM変換器の続きをやります。今夜のうちに関数呼び出しまで書けると思うんだけど、複数ファイルに対応するのはまだあんまり考えてない。まあ難しくはないでしょう、rubyだし。