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仕事は困難。べつにしんどかったわけではないけどひとつの問題に時間をとられて他があまり進まなかった。ここを訪れる旅人のために記しておこう:UIImageはimageNamed:で生成するときとそれ以外、たとえばimageWithData:で生成するときとで描画に掛かる時間がだいぶ変わる。これがどういうときに問題になるかというと頻繁にスクリーンショットをとる必要がある場合、たとえばFXBlurViewのような道具でリアルタイムにぼかしをかけようとする場合だ。その場合はそのような画像をCoreGraphicsなどの手段で自分自身に重ね書きしてやると性質のよい画像になる、すなわち高速に描画が可能になる。筆者は酒に酔っていて極度に吝嗇であるために出典は示さないが検索すれば比較的容易に見つけられる情報である。したがってここに記す意味はあまりない。
夜は会社の歓迎会でした。僕ともう一人最近入った人の。お店は焼肉だったけどもうすこし肉々しくてもよかったかもしれない。まあ楽しかった。
それから先輩に誘われて二次会というものにも行った。会社の人間関係のいろいろとかを聞いた(こういう話を聞くと僕もどこかでそのように噂されているのだろうと背筋がつめたくなるが、しかし自分がうっすらと感じていた違和感が強い言葉で肯定されてゆくさまは楽しくもある)。
あと一緒に仕事をしている先輩が始終僕の家賃が高いと言っていて(まあ高いけど……)、これは絶対に一度どこかで破滅を経験しこの住処を棄てるという体験をさせねばならぬと息巻いていた。そのために僕の破滅するシナリオをいろいろと描いていたが、「酒を飲みながらアニメを観るのが趣味の人間がフィギュアに金を注ぎ込まないのはおかしい」という謎の理論を主張していた。そうだろうか、僕にはひどく自然なことに思える。我々の願望はスクリーンの向こう側に像を結んでいるわけではなく、いわばイデア界のようなものを志向しているのではないだろうか。
さて、数字で数えればけっこう飲んだはずですがあんまり理性がよろめいていないので今夜はもうちょっとだけお酒を飲みアニメを観ようと思います。だいじょうぶかな。まあいいさ、明日は土曜、休日だ。