1103
今日は11月3日の日。年に一度訪れる11月3日に感謝する休日。
「精霊の箱」読みました。感想はうまく言えない。適切だった。人間が成長していくことに関するよいメッセージがちりばめられていたと思う。そして相変わらずファンタジーとしての数理的対象が自然に描かれていて良かった。これはすごいことだと思う。
だいぶ前に読んだ「CODE」や「コンピュータシステムの理論と実装」のように、理屈では存在することを知っているものがどのように実装されている(され得る)のかをボトムアップに説明してくれる本は楽しい。
ただクライマックスの数理的仕掛けは前作のほうがインパクトあってよかったかもな、とすこし思う。
お昼頃に起きて、それからしばらくぼんやりして、それから秋葉原に出掛けました。ヨドバシカメラでメカニカルキーボードの違いを触って確かめました。青軸はなるほどチャカチャカと音が大きくて、赤軸はモコモコとした感じ?並べてみるとHHKBもモコモコしてるなあと思いました。買うなら茶軸かなあと思ったけど赤軸も悪くないかもしれない(説明が不足しているかもしれないので補いますが分離型のメカニカルキーボードの購入を検討していたりしていなかったりするのです)。うーん、赤軸もうちょっと触ればよかったかも。
あとついでなのでApple Watchの試着を軽くしてきました。予想されていたことですが、42mmのほうだとバンドが一番きつく締めてもまだ緩くて、だったら38mmにしたほうがいいのかなあという感じです。わからん、腕時計ってのはどのくらい締めるのが適切なんだ?
まあこれに関しては買うのか謎。せっかく賞与も出たことだしパァと遣ってもいいのかもしれないけど。でもそれよりはキーボードのような気がするしな。
帰る途中で昔の取締役に偶然出会ったのでびっくりしました。そういうことがあるとすこしだけ嬉しくなります。予想外の出来事が自分の生に力を加えてくれるような気がして。もっといろいろなことにびっくりしてゆきたい。
会社の人に薦められたので「ユーリ!!! on ICE」の振り返り放送を観ました。うーん、なるほど映像が綺麗だなあと思うのだけど、そういえば僕はフィギュアスケートというやつがよくわからんのだった。個々の動きから何を読み取れば良いのかよくわからない、というような。たとえば音ゲーだったら難しい配置とかあるけど芸術点とかは無いわけじゃん?それとの違いがよくわからないのにスケートには芸術点がある、みたいな感じ。
あとはまあ、普段は美少女ばっかりのアニメばっかり観ているので、こういうのはいろいろ新鮮だなあと思ったりなど。
明日はまた平日ですが明後日はお休みなのでがんばれると思う。仕事の前に心療内科。でもなにを話せばいいんだかわからなくなってしまって怖い。僕あの先生苦手かもしれない。ああでも明日は別の先生なんだっけ。なにを話せばいいのかわからない。相変わらず頭はぼんやりしているから薬を減らした意味あまりなかった。難しいことを考え出すと頭がウーーーーッとなる。ずっと憂鬱で、何をする気力もなくなってしまい、本を読もうとしても頭がウーーーーッとなるから読めなくて、ただがらんとした時間がつらくなってしまう。誰かにやさしくしてもらいたい。でもそんなことをしてくれる相手はいないし、具体的になにを望んでいるのかももうよくわからない。抱きしめてくれるとか、お話を聞いてくれるとか?
仮に無限にやさしい人が目の前に現れたとして、僕はもはや救われるとは思えない、その場では何かがすこし和らいだような気がして、ありがとう、と言ってさよならするんだけど、きっと帰り道ではもう心が凍えそうになってしまっていると思う。そしてそのことを隠しながら生きていくしかないんだ。
変わってゆくものと変わらずにあるものとの間のリズムについてまたふと思い出したのでした。たとえば同じ街でずっと育ってゆくこととか。きっとそこでは、まったく同じ道がまったく異なる意味をもって見えるのだと思います。子供のころには用がなかったり、逆にもう何年も行っていなかったりする店があるような。変わったのは自分のほうなのに、街のほうが変わったように感じられるような(多少は変わるのでしょうが)。そういったことをお話にできたら、とすこし思ったのだけど、どうすればいいのかわかりません。