andante

2016-01-23

0123

昨晩は天体による永遠を読みました昔の人の宇宙ヤバイでもカントールより一世代も前の人だからか無限の扱いかたがちょっとまずい気がするあと有限種類の構成要素元素の組み合わせだけでも可算無限には到達できると思うんだけど有限種類の数字で書かれる自然数が無限にあるようにこれは可算無限と宇宙連続体の非可算無限の差を問題にしているのかそれとも物体の大きさに何らかの制約があるのか
それから自分によく似た存在の過去現在未来の姿がすべて存在するという主張に関してもたとえば円周率は8桁の数字を無限個含むけれど任意の8桁の数字が現れるとは限らない円周率がそうかは知らないけどcf.チャンパーノウン定数みたいな反論はできてだからやっぱり飛躍なんだろうと思う

しかしそんなのはもちろん些細な問題でそれよりもその景色である
もしも誰かが宇宙の幾つかの地域にその秘密を尋ねるべく問いを発したら彼の何十億という瓜二つ人間も同じ考えと同じ疑問を持って同時に空を仰ぎ目に見えない彼らのすべての視線は交差するそしてこの沈黙の問いかけが宇宙をよぎるのは一度きりではなく常時なのである瞬間ごとの永遠が今日の状況をすなわち我々の瓜二つ人間を載せた何十億という瓜二つの地球を眺めてきたしこれからも眺めるであろう


今日はなんとなくtimelineで見かけたので群論による婚姻モデルの記述について簡単に勉強していましたレヴィ=ストロースのあれですでもヴェイユによるムルンギン族の婚姻モデルは可約すなわちある二つの集団に分割できて婚姻制度が各集団内だけで閉じてしまっているこれはたぶん正しくないんだろう

あとUILabelに時刻を表示したときのコロンの位置を調整するコードの修正もしました修正というか前に作ったとき微妙に変だったと思ってたんだけど今日あらためて確認したら正常っぽかったのでちょっとだけリファクタしつつそれでいいことにしましたこれについてもそのうちまとめて社内で記事書こうかなそういえば勉強会の発表担当が来週なんだけどなんの話をしよういまのところリアクティヴプログラミングの話がちょっと関心あるんだけど準備しなくちゃなあ


2012年の日記を読んでいたら僕はいまとても興味深かったと書こうとしたのだけどそれは僕がいつもまったく興味のないことについて感想を書かされるときに余白を埋めるのに使う言葉だったから僕はそれを使いたくなかったとかいう記述があって2012年だなあと思いましたあのころの僕はほんとうにぼろぼろだったのだなあと思う当時はそうは思ってなかったと思うけど
いまは2016年なので基本的には本当に興味深かったときかつそのときに限り興味深かったと言いますたぶん