1229
昨晩は年賀状を書きました。手書きの文字はどうしても醜くて、書いたはしから消してしまいたくなるのだけど、そうやって忘れているとおなじようなことを続けて書いてしまったりする。難しい。僕はまだ「これはペンです」の問題圏から外に出ずにいる。
あまりおもしろいものにはならなかったし、年賀状というのはこういうのではないのではと思うけれども、まあ、手紙にあるべき姿などないのだしと開き直る。
年賀状は今朝投函しました。こんな箱に投げ込むだけでこんな不規則な手書き文字で書かれた住所にこんな紙切れが届くのかいなと思ったりしましたが、世界というのはもともとそういうものだったはずです。牧歌的というやつだ。機械に弱い人はこの障壁を逆向きに体験するのだなと思うとまあしんどかろうと思ったりもする。
仕事はなんとか納まりました(まあ昨日の時点でだいたい終わっていたのだけど)。年明けからは不具合対応です。
あと機械学習勉強会をしました。勉強会といってもビデオ講座をみんなで観て課題を解いたりするだけですが。序盤でとても基本的な内容だったためか、まあまあよいディスカッションだったかなと思います。しかしこの先でどうなるのかはまだ未知数。
夜は忘年会。朝から胃の調子があまりよくなかったのだけど飲み食いしたら案の定具合が悪くなってしまって、途中テンション低かったけど、まあまあ楽しめたと思います。お肉おいしかったし。男女比が(局所的にであれ)1に近づいてくると飲み会の雰囲気はやはり多少変化しますね。
明日は新幹線で帰省します。準備しないと。といっても本を選ぶのと薬を数えるだけですが。なんか結局「想像の共同体」しか読めない気がしてきた。これ読むのそんなスラスラいかないや。一応バックアップと気分転換のためにもう一冊くらい持ってくけど。会社で空き時間に読もうと思ってた(けど空き時間などなかった)暗号理論の本にしようかなあ。
fが一足先に帰省したらしく、特に理由も無くK高校を訪れて写真を送ってきてくれました。旧校舎の建て替え(建て増し?)がそういえば終わっていて、じゃあ彼らは僕たちが新校舎と呼んでいた(と思う)ものを何と呼んでいるんだろう、と思いました。(fが提案したように)普通に高校棟とか中学棟とか呼んでるのかな、それはまったく理にかなっていると思うけど、なんとなく僕の知っていたものと変わってしまうかのような(とでも言いたくなるような)気がする。物事は変わってゆく。変わってゆくものたちと変わらないものたちの異なるリズムの間を生きてゆくということが、最近なんとなく実感されてくるようになった。
電池の切れたルンバのボタンを押すと「ルンバを充電してください」と言ったので、ああルンバの一人称は「ルンバ」なのかなあ、と思いけり。