andante

2015-07-20

0719'

結局うなぎ会にはゆきませんでしたそこまでひどい具合だったわけではないのだけどそれは安静にしているときだけで起き上がってみると微熱が出るというのがここまでの流れだったのとここでしっかり回復しておかないと月曜日に差し障りがあると思われたからです行きたかった最初誘われたときはあまり乗り気ではなかったのだけど僕はどんな顔して彼らと会えばいいのかといういつもの不安それでも僕が普段接するような人々よりはずっと背景の似通った人たちなつかしい人たちとお話できるということへの期待が日に日に大きくなっていたことに気づくせっかく誘ってもらったのに申し訳ないそういうわけで体調も相俟って精神的にもブルーです輝くものたちは僕を置いてどんどん遠ざかってしまう……元気になりたい……

なのでamazonで本を買う健康法を実践しました

夕方は取締役に頼まれていたGoogle Spreadsheetのスクリプトを書きました僕としてはあんなブラウザ上で動くモノにあんまり無茶をさせるべきではないと思うのだけれど……


長門有希ちゃんの消失最終話を観ましたなんですかこれこれが長門有希の物語


amazonで本を買う健康法の一環として何年も前に薦められていた私のいない高校をkindleで買って読みました最近はkindleで読めるものはkindle版を買うようになりました本棚が限界だから
文章は一人称的な視点を排除して便宜的に担任を中心に据えた高校での数ヶ月の描写で要するに前衛小説と呼ばれるのでしょう検索すると円城塔の名前を横に置いている人もいました僕は全然違う種類のもののように思われるけれど中心からの距離という意味では似たようなものなのかもしれません
タイトルは文中にの存在をめぐるなんらかのトリックが置かれているように読めますがそういったものが明示されているわけでもなくただ本当に淡々と学校の話が書かれています実際学校の先生が書いた記録的な本を下敷きにしているそうですとにかく小説的な出来事がまったく起こらない誰もなにも成長しない所々に不穏な描写生徒が所持品を紛失するとかが入るのにそれらは本当にただの日常としてその後触れられることもないそれを不穏だと思わせているのはこれが小説として提示されているという事実一点のみでありこれが本当になんらかの報告書であればそうは思われなかっただろうタイトルもタイトルでそれらの不穏な描写を拾いあつめながらいつ仕掛けが明かされるのかと読み進めるのだがついに最後までなにも起こらない僕は何を読まされたんだ小説を読んだのとも報告書を読んだのとも違うこの読後感はなんなんだこれは


髪が乾いたら寝ましょう明日はもうちょっと良くなっていてくれないと困ります体温は今日はあまり上がらなかったけど単にずっと部屋にいたからでしょう


追記:こういう放課後のプレアデス評を読みました
http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20150714/p1
すっごいなと思います僕にはこんなにとても語れない同じものを観て僕だってこの作品とても好きだなと思ったのに僕にはこれの1%くらいしかそれを説明することができないそれは悪いことではないと間違いなく思うけどでも残念だなと思ういやこうしてそういうのが上手い人が書いてくれるのを読むのは十分に楽しいけれどでも

0720

具合が悪いです薬が効いてないのではまあ飲み始めてまだ数日だけど……

具合が悪いせいかやる気が出なかったので本を読んだりしていましたよくありません勉強会準備をしなくてはいけないのだけど資料は六割くらいできてるけど今夜八割にしたい


僕は人生を間違えてしまったのだなあという想いが強くありますもうどうなってしまっているのかわからないから最初からやり直したいそう今日はすこしだけ最初からやり直したいと思いました以前ならただ終わりにしたいと思っていたところなのだけどでもちゃんとやり直せたら楽しいこともあるかもしれないとすこしだけ思ったのですなぜだろうなにかあったのかな

でもやっぱり僕は死んでしまうのじゃないかという気がする三十歳くらいでそれならそれでもっと刹那的に生きればよいのではないだろうか


僕に最後に残された独我論的な気分すなわちこの痛みのリアルだけどこれもなんだか解体可能なような気もしてきました結局そのリアルそれらが僕にとって持つ特別な意味によってしか特徴付けられないものであってそしてその特別な意味もまた言語の力で脱括弧できるものでしかないのではないかいやそれはナンセンスでありこのリアルのほうこそを基点に考えるべきなのかもしれないだがこの考えるだって結局は言語の上で起こることだあれこれでは完全に議論が後退しているような気がするまた僕は無我論に戻るのか自由意志を失ってしまうのかいやいやそれは困るだからやっぱり僕はこのリアルをこそ基点にする必要があるのだその上で言語がそれらをどう脱括弧するかは問題ではないそれは僕の関心のある記述ではない


具合が悪いな髪が乾くまでは勉強会準備に専念すること