0915
映画を観ました。「ニーチェの馬」。僕はこういう映像芸術には向いてないんだなあとあらためて感じます。なにが言いたいのかテンポ良くはっきり提示してもらわないと、頭がまったくそれを読もうとしない。残念なこととは思いますけれども。
お話は、なんなんだろう、世界が終わる?んだけど海が押し寄せてくるわけでも空が落ちてくるわけでも街が火に包まれるわけでもなくて、ただ馬が動かなくなって井戸が涸れて火がつけられなくなる。そういう世界の終わり。でも、これは世界の終わりなんかじゃなくたってありふれたことだと思う。以前ならできていたことがある日を境にできなくなる、そういうことが積み重なってゆくのが老いるということなんだろうと思っている。そんなことを連想しました。
明日はまた仕事です。月曜日で終わるタイプの三連休、明日から仕事だというのにアニメがないのでなんか調子狂います(という習慣はせいぜいこの三ヶ月のものでしかないはずなのですけれど)。