1009
昨晩はgyazoの自鯖化に取り組んでいました。アップローダのスクリプトは公開されているので、それをVPSに置いて、サブドメインを分けられるようにapacheの設定ファイルをすこし書き替えて、最後にクライアントのアップロード先を変更しました（mac版は内部のスクリプトを書き替えるだけでできた、win版は外部の設定ファイルを読み込むように改造されたクライアントが必要だった）。それで二時間くらいで一応アップロードに成功したので寝ました。
http://gyazo.necocen.info/73b831a7278402c2ccdf85a2d9d280a0.png
午前中は保健センタで診察。いま中退するということを、「困難から逃げる」という風に一般化するのは早計で、ただ合わない環境からよりよい方向へと舵をきる過程と考えたほうがいい、というようなことを言われました。今後たとえば仕事をしていて困難に直面したとき、きっとこのときのことを思い出してしまうだろうけれども、いま逃げたからといってずっと逃げ続けるような人間になってしまうわけではない、とか。そうだったらいいなあ、と思います。
それから指摘されたのですが、僕の理屈っぽさというものは母を打ち負かすために発達したのではないか、ということ。これはおもしろいなと思いました。たしかに僕にとって母はつねに打ち倒すべき敵であり、理不尽という現象が具現したような存在でした。だから僕の理性はひどくいびつな形に発達してしまったのだと思います（僕は正直にいって自分のことをあまり頭がいいとは思っていません）。
午後はちょっとだけ研究室に行って、準ボスに明日の打ち合わせの再延期をお願いしました。とてもみじめな気持ちだったけれど、延期しましょうと言ってくれました。それからちょっとだけ計算を投げて、図書室に逃げて、昨夜のgyazoスクリプトの改造に取り組みました。ただ画像をアップロードするだけではなくて、ちゃんと公開非公開を制御できるようにしたかったので、元のrubyのスクリプトをちょっと修正したのと、表示用にPHPのスクリプトを書いて、裏側はmysqlで画像を管理するようにしました（ファイル自体はそのまま保存されるのだけど、ファイル名と公開非公開の対応を管理するようにしました）。これであとは適切な管理ページを作れば画像ごとに公開非公開を制御できるはずですが、そこまでは面倒だったのでやりませんでした（macのターミナルのEmacsでそれほど複雑なことをするのは（環境もそれほど整備していないし）ちょっとぞっとしない、僕はwindowsのxyzzyが慣れている）。あとでこの全体をgitで管理できるようにしておこう（最初からそうしておけばよかった）。
それ以外の時間はProGitを読んだりぼんやりしたり昼寝をしたりしていました。昼寝が習慣化してきている。
夜はちょっと破滅的な精神状態になりました。縄はもう棄ててしまったので、コンビニのビニール袋を適切につかえばある程度の体重を支えられることを確かめました。でもそれから思い出したのだけど僕の家にはビニール紐があるから、そんな工夫は必要がなかった。ちょっと首を絞めたらこんどはなんだかぼうとする感覚があったので、ああこういう感じなのかと思いました。これで残る問題は純粋に力学的なものになったわけです。だけど、大丈夫、僕は死なない、死なないために逃げるのだから。でもこんな風な状態になったらどう対処すればいいのか先生に相談しないといけない。
あと準ボスからメールが来て、金曜日にボスと三人で面談をしましょうということになった。タイトルは輪講についてとなっていたけれど、たぶん僕は中退のことを話すと思う。いよいよ周囲がそちらのほうに勢いづいてきたので僕は心配だ。でも僕は胸を張って逃げようじゃないかと思う。あきらめようじゃないかと思う。
明日は研究室にゆく予定だったけれど、明後日のバイトが上述の面談で行けなくなってしまうので、かわりに明日ゆくことにしました。今夜はなんかもう、いいや。クッキー焼いて（まだやってる）さっさとねむろう。