0904
昨夜は朝の五時までコードを書いていました。いろいろ達成したけどいろいろ挫折もした。Objective-C、根本的に動的であるように設計されているけれども、そのベースにあるC言語の要素(たとえば構造体)がヒトの尻尾のように残っていて、そこが完全なメタプログラミングを不可能にしていました。悔しい。でも、まあ一応の機能拡張には成功したと思うので、これで満足しておこうと思います。
成果物ですが、しばらく寝かせてからgithubにでも公開しようかなと思います。あれ使ったことないけど。ひぇぇ、僕もプロフィルにgithubアカウントを載せる身分になるのかね。
上述の通り眠ったのは五時でしたが診察の都合で起きたのは八時。でもやっぱりすこし早めに目がさめてしまいました。困ります。
それで診察。今日は「あなたの一番秀でていると思う能力はなんですか」とか訊かれて、それで恥ずかしながら「連想能力は高いほうだと思います」と答えました。でもこれちょっと強力すぎるよな。また無意識に見栄を張ってしまった。
じっさい、低いということはないと思うのだけど、なにぶん知識が偏っているから、ほんとうはわりと普通なのが高速に見えているだけかもしれないし、そもそもぜんぜんそんなことないのかもしれない。僕は普通の人よりも一言よけいに言う人間だと思うけど、それは他の人が思いついても黙っていることを言ってしまうというだけのことなのかもしれない。他の人とか考え出すと難しくてよくわからない。
そういえば、先生と話していて思ったのだけど、準ボスから定期的に指示をもらうようになって、自分のすべきことがつねに(それなりに)明確であるようになったことで、自分が「どのくらい休んでもいいか」もまた明確になって、その分別の作業(たとえば読書やプログラミングの勉強)に集中することができるようになった気がします。以前は、なんとなく研究室にいてぼんやりして(でも研究以外のことをする気持ちにもなれない)いたりしていて、よくなかった。それが改善したのはよいことだったな、と思います(なんだこの単純な記述は)。
診察のあとは大学の図書室へ。なんだか保健室登校ならぬ図書室登校って感じです。それで十一時ごろからコードを書いて(上述の)、完成したのが十四時か十五時くらいだったかな。寝不足で眠たかったのだけど、それはなんというか、睡魔という単語にあらわされるような甘い誘惑というのではなく、ただただ消耗している、というような感じの、眠ることさえなんだか億劫、みたいな状態だったので結局昼寝はしませんでした。研究のためのシミュレイションもすこししました。
ラマチャンドラン「脳のなかの幽霊」を読み始めました。ちょうおもしろいというか、わくわくします。僕はこんなおもしろい本があるのにいままでそれも読まずに脳梁切断がどうとか言っていたのか。早く読まねば。続刊も買って読まねば。
夜はぼんやりしています。ちょっとだけ昼間書いたコードを修正したりした。あとちょっと読みたいものとかあるけど、ねむたいから読まないかもしれません。
明日は特になにもないのだけど、まあお昼頃に研究室(図書室)行って本を読みつつ計算しましょうかね、という感じ。
僕はここにもっと思ったことを書かなければならないような気がする。いつしか、考えたことはTwitterに書いただけで、こっちにはいちいちまとめたりしなくなってしまったような気がするけど、そんなことでは(この前の週末がそうだったように)休みの日の日記がほんとうに内容のないものになってしまうだろうし、これから会社勤めをするようになって、毎日がもっと仕事ばかりのテンプレ化してしまったら、平日の日記もどんどん薄いものになってしまって、もうそんな日記を書き続ける意義を見出せなくなってしまうと思うのです(いまの日記がなにか意義のあるものだという話でもないのですが)。だから、僕はもっと思ったことをここに書かなきゃいけません。そうしようと思います。そうしよう。