andante

2013-08-29

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午前中に保健センタで採血を受けましたこの二年くらいでなんだかわりとたくさん採血された気がしますが今日のはなんだかいつもより痛かったですいま見たらちょっとあざになってしまっているしまあだいじょうぶだと思いますけど

午後は研究室にゆきましたそういえば木曜日は居室の冷房OFFの日なのでしたちょう暑いそれでしばらくしたら同期が来たので冷房の効いた図書室に逃げることになりました図書室に行くのは初めてで僕は図書室というものが好きではなかったのだけどなんだかあのぴりぴりした空気がいやだった行ってみたら涼しかったし人もあまりいなくて空気がそんなに緊張していなかったし計算の待ち時間に本を読むときもなんだか落ちついて読むことができてとてもよかった今度から居室にいづらくなったら図書室にゆくことにしようと思いますインターネットにも繋がるからリモート接続で居室のコンピュータ使えるし

夕方になってから同期と夕飯にゆこうとしていたら博士課程の面接を受けていたもうひとりの同期が戻ってきているとの情報を得たので三人で行くことに面接はつつがなくおわったようでよかったですカフェとレストランの中間みたいなところで二時間くらい話していたと思いますなに話していたかは忘れてしまったのですけれども


今夜はちょっとAutoLayoutの勉強をしますそういえばtagged pointerですが現状では64bit環境でしか有効でないらしくしかもiOSって32bitらしいのでぜんぜん知らなかったいまのところなんの役にも立たなさそうです勉強したのになでもいろいろ調べてきちんと実験してどうやらこの情報は間違っているらしいと自分で判断することができたのはとてもよかったことだと思うしそういう習慣がすこしでも早く定着すればよいなと思うからがんばったことにしようと思いますふう
明日はバイトですそろそろペースが速くなってこないといけないのではと思います


今日思ったこと

たとえばネギは野菜で植物豚は肉で動物リンゴは果物で植物ネギとリンゴは植物で豚は動物だからネギは豚よりリンゴに近い僕はそういったことを自然に思っているそれは内在的なカテゴライズだつまりネギやリンゴはその周囲の状況にかかわらず葉緑体を含んでいて植物だし豚はそれがないから動物だそれらはネギやリンゴや豚それ自体の性質だ

そこでこんなことを考えるたとえば食品をその名前の文字数で分類するとするするとネギと豚は二文字でリンゴは三文字だからネギはリンゴより豚に近いしかしそのカテゴライズは内在的なものではないネギにネギと名付けたのはネギでもなんでもない人間だしリンゴも豚もそうだ

それで問題はこうなる人間はそのような内在的でないカテゴライズを自然なものとして理解することができるだろうかそれ自体をいくら観察しても知ることのできない分類を言葉だけをもって自然に理解することができるだろうか植物や動物という概念を知らない子供がいたとしてそのような分類をより自然なものとして受け入れることはあるだろうか

認知言語学の本を読んでいたせいか最近そういう風な疑問がたくさん頭の中に浮かびますもしかしたら僕はその方向に進むべきだったのかもしれないと夢想するいやいや研究というのはそんな一時の興味関心でできるものでもないのよとなだめる疑問を浮かべるだけが研究ではないのよそれに取り組まなくっちゃああでも向こう見ずな問を投げかけ続けてせめてそれだけでも続けられればもしかしたらずっと楽しいままでいられたかもしれなかったそんな風に思ってしまうのはいまの自分に後悔を感じているからでしかないけれど


おわります