andante

2013-07-23

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午前中はカウンセリング自己評価の話減点法と加点法僕はあきらかに減点法を採用する人間だしそれを正しいことだと考えているよいものをその手で直接つかみ取ることのできない僕にはよくないものを注意深く取り除いてゆくほかに前に進む方法はないのだと思うのだ
でもそれによって周囲からの僕への評価と見かけ上のずれが生じているのかもしれないと言われたそんなこと言ったって
たぶん僕は自信過剰になることを過剰に恐れているのだでもああ僕は自信がほしい必要なのは評価じゃなくて自信なのだ自信の伴わない評価は空虚に不安を煽るだけだし自信さえ持てれば評価なんてなくたってへっちゃらだきっとそうなのだと思う
あと僕はその身振り手振り雰囲気によって過大評価されているのかもしれないという客観的には馬鹿げているとしか思えない僕の想像をすこし話したほんとうに自分でこんなことをいうのは馬鹿げている笑い話にもならないそう思うのだけど僕は僕が半ば無意識に天才のふりをしていることによって実際に天才だと思われているそう想像しているのだとそこまできちんとは言えなかったのですがそういう話をしましたほんとうに恥ずかしいなぜ僕はそんな思い込みを抱えているのだろうもしかするとこれは僕が僕に向けられる過大な評価と自己評価との解離を埋めるために僕が考えたお話なのかもしれないでもやっぱり僕は天才というものに憧れているし無意識を装ってその真似をしているほんとうは意識的に行っているのを気づかないふりをしているそうなのではないかと思わずにはおられないのです

午後はバイトそこそこ救世度の高い仕事をできましたもうちょっとで終わりそうだ
そういえば今日社員のひとの名前を間違えました正確には名前によって指されるひとを間違えました恥ずかしいしつらいでもこれでひとの名前を二人分おぼえられたのだからよかったことにしましょうたいへん失礼しました


夜はまたいらいらとソリティアをしていました明日は午前中に保健センタで診察上に述べた気持ちの悪い自意識の話をできるといいのかもしれない僕はすべてを告白する必要があるのかもしれない午後は研究室にいると思いますでもきっと居づらい気持ちになって居眠りをしたり教科書を上の空でぱらぱらめくるとかそういう生産性のない時間を過ごしてしまうかもしれないどうすればよい状態になれるのだろう